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四季のフラワーマスター「風見 幽香」 季節:春 収録:基本セット アビリティ 幽香が他のプレイヤーにダメージを与えるたび、カードを1枚引いてもよい。 スペルカード:花符「幻想郷の開花」 [動作] 射程にかかわらず、あなた以外の各プレイヤーを射撃する。 説明 クラスター爆弾みたいなキャラクター。 スペルカードでラストワードと同じく全体射撃を撃ち、避け損ねた相手がいたらドローしてリソースを確保することができる。 うまくはまればプレイヤー一人をワンターンキルすることも可能。 ヒロインが幽香の場合、1ターン目に無差別射撃を乱射して敵味方関係なく残機を減らすこともできるが、リスクも大きいので注意が必要。 詳細な処理
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■幽香2 「えーと、つかぬ事をお伺いいたしますが。」 「あら、何かしら?」 「…なにゆえ、我があばら家のちゃぶ台でお茶を嗜んでおられるので?」 …事のあらまし、というか何というか。 俺は里のあばら家に住んでる一介の庭師だ。 ただ、他と違うのは、俺の技術がちっと辺鄙な所の住人にも評価されてるってことだろうか? 春は神社の桜、 夏は向日葵畑、 等と言った具合に、様々なところに呼び出されては手入れをする。 そして、いまここに唐突に出現してのんびり茶を飲んでいるのは、 上得意の一人、向日葵畑の住人の風見 幽香なる花妖怪。 「そうね…強いて言えば庭先の花に惹かれた…かしら。」 「椿…ですか。」 「そう、数の多くない冬の花。」 「はぁ…まあ、それは分かるんですが、何でわざわざこんな所に? 他に立派に椿が咲いている所はいくらもあるでしょうに。」 「いいじゃない。近くに知ってる場所があったから来ただけだし。 それとも迷惑だったかしら?」 迷惑だろうと何だろうと居座るわよ、というオーラが発されている以上、 「いえ、そんなことは無いですけど。」 と答えるので精一杯だった。 「…」 「…」 ついでにと、茶の相手に与って暫しゆっくりと茶を愉しむ。 窓の外の空は雲がかかっており、やがて、 「…あら、雪ね…」 「そうですね。 初雪って訳でもないですが。」 俺の台詞を聞き終えるより早く、彼女は窓の側まで歩いて行き、 小さく窓を開けた。 「そうそう…知っているかしら、雪の別称。」 「いえ…知りませんね。」 クス、と少し笑って、 「六花。雪の結晶っていうのは、花びらが6枚あるよう花に見えるのよ。 だから六花。唯一私に操れないけれど、一番好きな冬の花。」 「…結構、ロマンチストなんですね。」 「女は案外ロマンチストなのよ。」 「まあ、それはそれで嫌いじゃないですが。」 「あらあら、口説くのが下手ねぇ?」 「ちょ、そんなんじゃないですって。」 「あら、私のこと、お嫌い?」 「あー、いや、そういうわけでも…」 クスクス、と悪戯っぽく笑い、座布団に座りながら言うには、 「冗談よ、冗談。…貴方のそんな所、嫌いじゃないけれど。」 また困惑する俺を見て、またクスクス笑う彼女だった。 「…そういえば… 向日葵畑に住む妖怪は人を食う、って言われてますが。デマですか?」 「そうねぇ…案外、デマじゃないかも知れないわよ?」 にまー、っと笑ってこっちを向く彼女。 だが、その顔はいつもの悪戯な笑いが浮かんでおり、 「…勿論、少し違う意味で、ね?」 …えーと、それは一体どういう意味でしょう? そう聞く前に、俺は押し倒されて (省略されました。全てを読むには向日葵畑と同量の向日葵を集めてください) 5スレ目 118 ─────────────────────────────────────────────────────────── なんだか 120が焼却されそうな勢いなので、 とりあえず本気で幽香様がキレる量の向日葵運んでくる前に置いておきますよ…っと。 ちなみに幽香スレで言われてた 「普段はからかって遊ぶタイプだけど、いざとなると受け」 がツボだったので、それに基づいて執筆。 「こんなの幽香じゃねえっ!」って言われても知らない。 ―――――――――― そう聞く前に、俺は押し倒されていた。 「さーてと、どうしちゃおうかしらねえ…」 にやにやと底意地の悪そうな笑いを浮かべながら、 その想像以上の膂力と不測の事態、二重に動けない俺をゆっくりと眺めていた。 「え、あー、う?」 口から出るのは意味を成さない音の羅列のみ。 「…やーめた。このまま食べても面白くないわー。 まぁ、折角だし…こういうのはー、合意の上で…ね?」 ひょい、と俺の上から退くと、 何処となくいい加減な、そして何処となく真剣な、 掻い摘んで言えばいつもの読めない声と表情で、そう言っていた。 「あ、幽香さん。」 「ん、何かしら?早速その気になった?」 「いやいやいやいや。流石にそんな手は早くないですよ俺は。 お茶もいいですけど、雪見酒を洒落込みませんか?」 「あら、それなら御馳走になろうかしらね。」 冬の縁側は流石に冷える。 とりあえず徳利2つ分を燗にして持っていくことにした。 「中々風流よね、こういう時間も。」 「俺はあんまり楽しむ機会もありませんけどね。 冬でも椿の手入れの仕事が時々入りますし。」 「ええ、花も貴方に感謝しているわ。 他人の家の花だからって手を抜く訳でもなく、 真摯に接してくれるって。」 ああ、そうか。 花妖怪だからこそ、花の言うことも分かるのか。 「でも…俺の一生も、花の一生も、」 手のひらに落ちて来た雪がサッととけて消える。 「この雪の結晶みたいに、一瞬の儚いものなんでしょうね。」 「ええ、そうかもしれないわね。」 俺は思う。 あくまでも彼女は妖怪、俺は人間。 生きている時間は違うのだと。 「でもね。」 けれど、次に紡がれた言葉はそれを否定する。 「いつか死ぬ事には私も貴方も違いは無い。 ただ、それまでの時間が少し違うだけ。」 少し。それが百年か一刻か、それは分からない。 そう、彼女は言う。 「それに、私はフラワーマスター。 貴方が一瞬で消える六花だと言うのなら、 私はそれさえ操れるようになってみせる。」 「…えーと、それは…つまり?」 やれやれ、と肩をすくめてお道化た口調で彼女は言う。 「まあ、鈍感な貴方に優しい幽香様が教えてあげる。」 次の一瞬だけ、頬に柔らかい感触があった。 「…へ?」 「この幽香様が、貴方っていう花を枯れるまで世話してあげましょう、 と言っている訳よ。お分かり?」 「…えーっ、と…それって所謂プロポーズで?」 ぱこん、と何処からか取り出した傘で叩かれる。 「ば、バカ!折角ぼやかして言ってたのに、 そう正面きって言われると恥ずかしいでしょうが!」 …どうも自分のペースを崩されると弱いみたいだなー、と漠然と考えながら、 「よっ…と。」 「○×△□~!」 こちらもお返しとばかり頬にキスをして、もう暫く反応を楽しむことにした。 5スレ目 163 ─────────────────────────────────────────────────────────── ――しゃくっ。 「……ん、上出来」 夏の終わり。 されど、やはり日差しの厳しさをみせる、昔ながらの幻想郷の夏。 向日葵も種を実らせ、来たる秋へと山々もひっそりと衣替えを始める今日この頃。 「ちょっと極端な気候で、冷えすぎた感もあったけど――はく」 ――しゃくっ。 そんな文明開化以前の景色を残す幻想郷に。 「初物でも、何とかなる物ねぇ」 「そりゃー、『専門家』がついてるからな」 ビニールハウスと言う、少々不似合いな物がひとつ。 向日葵畑の一角に、ひっそりと建てられていた。 「あら、専門家とは、私の事で良いのかしら――ん、美味し」 ――しゃくっ。 ビニールハウスには、赤い実を豊かに提げたトマトの木。 その下に、麦藁帽子を被った二つの影。 「お前が乗り気でなければ、正直上手くいくとは考えられなかった。 ――一つ良いか?」 「んー?」 「――垂れてるぞ」 「あら、いけない」 今、大地と太陽の恵みを文字通り味わっているのは、一人の少女。 だが、彼女を知るものは、普段との差異に、一瞬面食らうかもしれない。 日除けに麦藁帽子を被り、食べかけのトマトを片手に、愉しそうに前掛けで口元を拭う、その佇まい。 普段と変わらないのは、隣で生い茂る緑黄の葉とお揃いの、柔らかいウェーブの髪。 そして、悪戯っぽく笑み、細められた瞼の間で輝く、赤い双眸。 其は、四季の花統べるアヤカシなるモノ。 幻想郷に知らぬ者無しとされるその名を、風見 幽香と言った。 「ってこら、何の為の手拭かッ」 その御前。 人々の間で畏怖すべき妖怪の代名詞として知られる彼女に対し、慄くことなく、 寧ろ等身大で接するのは、一人の青年。 幻想郷の外より迷い込んだ、という生い立ちを除けば、現地の彼らとまるで変わらない、 名乗るほどの名声も無い一端の人間であった。 「やーねぇ、細かいことを気にし――」 「ホレ、動くな」 「んあーあにをふるひひゃまー」 様々な事情により、幻想郷への永住を決めた彼。 そんな彼が身を寄せたのは、同じく人が住む里ではなく、 「綺麗な顔が台無しですよ、お嬢さん――これで良し」 「むー」 今、彼の目の前で為すがまま口元を拭われている、恐怖の大妖怪の所であった。 「だいたい、さっきまで畑の手入れをした顔で、ってのはどーなのさ? こっちは髪とか砂噛んで気持ち悪ぃってのに」 顰め面で、汗と泥で汚れた、彼の顔は、正に農夫のそれ。 幽香はその顔を覗き込むと、 「そーいえば、いつもより2割増で男前ね、○○の顔」 「っ」 「あ、赤くなってんの♪はははコヤツめ」 と、彼を手玉にとって見せる。 何の因果か、彼女もまた、この一端の人間を悪くは思っていないようだ。 「お前な――うぐ」 「はい、動かないの」 今度は逆に、幽香が彼の顔を手拭で拭う。 ――上背の差が有る、○○の上体を首から引き寄せる格好で。 「……」 「はいはーい、綺麗にしましょーね」 暑さからとは明らかに違う何かに頬を紅潮させながら、眼を閉じてただ従う彼。 そんな彼の顔を嬉々とした表情で拭う幽香。 その有り様はまるで――恋人たちの其れのように。 「はい、終わり。『○○の かっこよさ が 2 さがった !』」 「……俺のかっこよさは10しか無いんか」 「時価だもの」 「Σ時価って何!?」 と、突っ込みに大口を開けた彼の口に―― 「はい」 「ぁぐ」 食べかけのトマトが捻じ込まれた。ヘタごと。 「このトマトの味と似たような物ね」 面食らい、訳が解らない彼は、唯捻じ込まれたトマトを咀嚼する。 「美味しいでしょ」 「んぐ……如何にもトマト、って仕上がりだな。 鮮烈な酸味の中にほんの僅かな甘さ、そして口一杯に広がるミネラルを感じさせる鉄臭さ。 良くも悪くもトマト。個人的には勿論好きだが、性格が強いので嫌いな人は嫌いなタイプの典型だ。 酸味が強いのでお勧めはやはりパスタのソースか。いやチキンカレーに仕込むのmぉぶっ!」 「誰ぁれが品評しろっつったー!」 吟味から素面で語り出した彼を、頬を紅潮させた乙女番町の鉄拳が制する。 「ぐふゥッ、い、いいパンチだぜ……」 膝をがくがくと震えさせ、口や鼻から赤いもの――唯のトマトの残滓である――が垂れるのを 手で抑えながらサムズアップする○○。 「何を呆けたことを……」 もう一発いくか、と幽香は黄金の左を固め―― 「ん?流れ的には『い、今のは間接キスだったんだからねっ』みたいな事をボソボソを呟く ツンデレ属性爆発シーンを其方から曝け出す羞恥プレイを誘導してたんd――」 「『花鳥風月――」 スペルカードに、切り替えた。 「待て、それは洒落になら――む」 慌てて止めようとした彼が、ビニールハウスの外壁に目を留めた。 「どうしたの?」 「――雨」 ビニールハウスに、音を立てて落ちる雨粒たち。 その勢いは次第に増し―― 「うお、夕立」 大音響をビニールハウスに満たした。 「天狗の予報もたまには当たる、か。作業済ませて正解だな」 「――」 それまでの勢いは何処へやら。 日を遮る曇天を、幽香はただぼんやりと眺め―― 「トマトの籠のカバーは良し、と。傘は――って幽香!?」 無言のまま、弾かれたように、駆け出した。 「お、おい、何処へ――」 混乱する頭のまま追いかける○○を余所に、幽香は走る。 ハウスの扉を少々乱暴に開け、雨にも構わずに飛び出して行く。 「ったく、開けたら閉めろっての――幽香ー!?」 念の為と扉を施錠しつつ、声を張り上げて幽香を呼ぶ。 漸く○○の声に振り返った幽香が立っていたのは、向日葵畑。 開花の時期を過ぎ、種を実らせた後、ただ枯れてゆくのみの向日葵たちは払われ、 今は水を吸った土肌のみが広がる、何処か寂しげな向日葵畑。 「○○ーー!!見ーてーてーーー!!!」 「あーん!!!?一体何を――」 雨に打たれながら、向日葵畑に気付いた○○は――そこで足を止めた。 夕立の中。降りしきる雨の音が支配する向日葵畑の上で。 ――幽香が、踊っていた。 回るように、くるくると。 左手には、畳まれたいつもの日傘。 右手には、一杯に握り締めた向日葵の種。 幽香は踊る。素足を向日葵畑に埋めて。 幽香は踊る。手から種を振り落としながら。 幽香は踊る。頬に、瞼に、額に、肩に、空の恵みを受けながら。 歌が聞こえる。祭囃子のように遠く聞こえる、ありふれた畑仕事の歌が。 歌が聞こえる。空に、大地に、自然に感謝する歌が。 ――きれいなお花を、咲かせましょう―― 「……」 その光景を、ただ○○は呆と眺め、立ち尽くしていた。 だがその瞳は何処か静かで、涼しげだった――これから起こる『何か』を、待っているかのように。 やがて、幽香の手から種が尽きる。 気が付けば、雨は上がっていた。 彼女の姿は、今や向日葵畑の外。 ○○とは、丁度対岸の位置。 恍惚と空を望んだ彼女の瞳が、うっすらと開かれ、 その紅い瞳が、○○が映りこむ。 雨に濡れ、垂れた前髪ごしにも、その紅ははっきりと○○の目に捉えることが出来た。 「――お待たせ」 そして目を細めたまま微笑み、再び歩み始めた――途端。 彼女の背後、その一列を、緑色の壁が埋め尽くした。 ――彼女が一歩、進むたび、示し合わせたように『壁』が突き出す。 それは、既に蕾までつけた、向日葵の茎の整列。 「もう夏も、終わりだから――」 中程まで進んだ頃、幽香が日傘を差す。 それが引き金だったのか――曇天を、陽光が切り拓いてゆく。 「最後に、見ておきたくて、ね?」 そして――向日葵たちが、その蕾を一斉に開く。 陽光の方へ向けて。焦がれるように、羨むように。 「――どうかしら?」 ○○の眼前。 畑を往復し、すっかり濡れ鼠となった花の姫。 濡れた髪をかき上げ、何時もの悪戯っぽい笑みを浮かべ、一回転。 「――綺麗だ」 「きゃ――っ」 感想は、至極簡潔、かつ明確に返された。 すなわち、真正面から抱き締め――唇を重ねるという実力行使で。 「は――」 「――ん」 やがて、どちらからとも無く顔が離れる。 残滓を幽香の細い指が拭い、紅に染まった顔を、○○は優しく撫ぜ、張り付いた髪を払う。 「――うん、その顔」 「ん?」 「今の顔なら――幾らかしらね」 「ありがとさん」 そして再び、顔が近づき―― 「っくし」 「うおあぶね」 可愛らしいくしゃみに、コンタクトが遮られる。 一瞬の沈黙の後、二人揃ってくすくすと笑いあう。 「今のはNGだろーが――っはは」 「うるっさいわね――ふふ」 そのまま、日が沈むまでずっと、向日葵畑を一望しながら、笑い合っていた。 帰り道。 トマトを詰め込んだ籠をお揃いで背負い、夕日に照らされる影法師。 「帰ったら、先ずは風呂か」 「それなら、黒白から『善意で』頂いた温泉があるわ」 人と妖。 二つの影が寄り添い、手を繋いで、相合傘で、陽の傾く空へと歩いていく。 「○○の家にも引いといたから、直ぐ入れるわよ。もちシャワー付きで」 「そりゃあ良いな。じゃあさっさと引き上げてサッパリしよう。 んで――」 二人は向き合い――見つめ合い 「夕飯は、パスタにしよう」 「うん、そうしよう――だったっけ?ふふ」 「用法は違うがなーはっはっは」 笑い合っていた。 「ミネストローネ風のスープパスタで。スパイス効かせてね」 「おう、任しとけ――で」 「ん?」 その様は仲睦まじく、 「デザートは幽香まるごt」 「トマトぶつけんぞ」 「やめれ、表皮傷ついちゃう」 向日葵たちは、そちらを眺めていたのか。 風に揺られる度のざわめきは、まるで世間話のようだった。 「ったく――メインディッシュに足りないと言うのかしら(ぼそり)」 「……腹の虫が鳴ってぶち壊しになったのをお忘れk」 「はっ、恥ずかしい事言うの禁止ッ!」 「むが――もごもご」 家に辿り着くまでに、トマトが2桁程減ったのは、ご愛嬌である。 「さて、では引き続き密着取材はフルーツトマトの様に甘酸っぱい夜の部へと――」 「ほっほう、この天狗、トマトの様に真っ赤に染まりたいと見える」 「げぇーッ!!幽k」 ピチューン ――甘い夜の公開は幽香様のご要望により制限されました(血文字) 続きを読む場合は(この先は血が滲みすぎて読めない) 5スレ目 310(うpろだ 54) ─────────────────────────────────────────────────────────── 巧い文章の後はだし辛くても気にせずに書いてみる。 身の程知らずに妄想投下。 「また来たの?」 彼女の第一声は大抵がこの一言である。 花畑で初めて出会ったとき、風見幽香と彼女は名乗った。 幽香はいつも通り、チェックのベストにお揃いのスカートに身を包み。 手には可憐な日傘を持って、向日葵の葉のような綺麗な緑色の髪を揺らしている。 「妖怪とか怖くないのかしら」 なんとなく不貞腐れたように言うので、俺はそうでもないと答えておいた。 妖怪は怖い。しかし幽香だけは怖くない。 「それに、毎回苛められてもなんで来るのかしら、お馬鹿さん?」 否定はしないが理由は在る。 何故か苛々したように言う幽香を見つめながら曖昧な答えだけを返しておいた。 「人間が、妖怪に近づくなんて変よ」 今日の幽香は少しおかしくて、遠くに感じた。 その態度が、いつもの苛めより心に痛みを与えてくる。 俺は幽香が好きだった。 「聞いてるの?花が好きだからって、私なんかがいる危険な花畑にわざわざ来なくていいじゃない」 お前がいるから来るんだ、言ってやりたいが言うわけにもいかない。 だから、黙って手土産の花を一輪渡す。 庭先で育てた薔薇の一枝。感謝しながら身を削ってもらって受け取った綺麗な一枝。 突然差し出された薔薇に、幽香は目を丸くしていた。それが可愛くて自然と笑みがこぼれてしまう。 幽香は何故か顔を赤くしながら薔薇を見下ろして、上目使いで俺を見る。 「何よ、これ」 お土産、そう答えると溜息を吐かれた。 顔を赤くしたまま睨まれて、少し悲しかった。 今日は機嫌が悪いのだろう、そう思って別れの挨拶をする。 「――あ」 また来るよ。告げて、一度だけ髪に指を通す。 幽香は撫でられるのが嫌いでいつも怒られるが、今日に限って何も言わない。 調子に乗って何度か指を通して、名残惜しくも手を離す。 「……人の話聞いてないな」 呟きを聞こえない振りをしながら、手を振って帰る。 小さく手を振ってくれたから、また来てもいいんだろう。 薔薇の花言葉くらい知ってそうだが、きっと彼女は気づかない。 ◇ 手を振って彼は行ってしまう。 もう来るなって言ってるのに、聞きもしないで彼はまたきっと来る。 気づかない内に、自分も手を振ってしまっている。 彼の姿が見えなくなってから、手元に残された薔薇を見下ろした。 彼は花を愛している、薔薇は切り取られて尚幸せそうだった。 この子の花言葉をきっと彼は知らずに渡したのだろう。 分かっているのに、私は変に意識してしまう。 彼のせいで、なんだか胸がおかしくなる。 ――好きだ。 不意に、彼と同じ声が聞こえて、私は手に持った薔薇を見やる。 込められた思いを、薔薇が歌うように語り掛けてきた。 毎朝語りかけてくる彼が、私を好きだと言っていると薔薇が楽しそうに語っている。 急に、喉元から熱が上がっていくのが分かった。きっと私の顔は赤くなっている。 その様子をみて楽しそうにしている花達を睨みながら、彼を思い浮かべてしまう。 しばらくは、この熱が引くことはなさそうだった。 「また、来てくれるのかな」 私はその感情を薄々と気づいていて、それが怖くて遠ざけようとしていた。 私は彼が好きだった。 5スレ目 496 ─────────────────────────────────────────────────────────── 俺は花が好きだった。日々の営みに選択するほどに愛していた。 彼女は花と共にあった。日々を花に囲まれて過ごす様は正に花だった。 花売りにとって冬は少し寂しい季節だ。花を愛でる者にとっては更に寂しく思える。 当然冬の花の美しさを愛しているが、春のように咲き乱れる様が俺は好きだったのだ。 故に、とある山の中に広がった花畑を目にした時、感動と共に童心に帰ったとしても仕方が無いだろう。 「気持ち悪い人間ね」 花畑に寝転がる俺の上に、人影が寄ってきた。 チェックのベストにお揃いのスカート、手には可憐な日傘を持って綺麗な瞳で見下ろしている。 整った可愛らしい顔つきは恐らく女性のものだろう。 「――ここはいい所だな」 その言葉に答えるわけでもなく、誰かと問うわけでもなく、俺はそう口にした。 向日葵の葉のような綺麗な緑色の髪を揺らして、彼女は驚きの表情を浮かべる。 それが妙に可愛く見えて、俺は笑みを隠すことができなかった。 「こんなところで寝てると妖怪に食われるわよ」 「出るのか?」 「出ますの」 そっか、と呟いて目を閉じる。 こんな陽気の中、花たちに囲まれようともなれば眠る以外にすることはない。 心地良いまどろみは、腹部へと鋭い勢いでぶつけられた日傘の一撃の下に掻き消された。 「――っ! なに……すんだよ」 「私が妖怪って可能性は考えないの?」 不機嫌そうに俺を見下げて、彼女は日傘の先で突っついてくる。 あぁ、そういえば最初に俺のことを人間とか言ってたな。 「ならもう逃げられないし、少しだけ眠らせてくれよ」 「だめよ」 「少しでいいんだ」 「却下」 話の分からないお嬢さんだった。 無視して眠ることにする、食いたきゃ食えばいい。人間の命なんて簡単に終わるものなのだから。 瞼に影が落ちる。差し込む日を隠してくれて丁度いい。 草花の匂いと、微かな太陽の香りがする。 不意に、頭が浮いて、柔らかいものへと落ちる感覚を味わう。 何をされてるんだ、俺。 「あら、もう起きるの?」 「何やってんの?」 「苛めていい?」 「やめてくれ」 薄く目を開いた先に、少女の顔があった。 花の香りが薄く香る膝の上に、俺は寝ている。 その心地良さに、おれは問うのも忘れてもう一度瞼を下ろした。 息苦しさに目を覚ました。 なんだろう、鼻に何かを詰め込まれたような感覚。 それは目を開いたときに分かった。 鼻に花が差し込んである。 それでも呼吸ができないほどではない、現に俺は今鼻から酸素を取り込んでいるのだ。 原因は、視界を覆うチェック柄のベストに覆われた柔らかい物体X。別名:男の夢。 先の少女が俺に被さるようにして寝息をたてていた。 なんというか、人生の最後で凄い幸運だぞ、俺。 「……ん、あぁ起きたんだ」 「この花はなんだ」 「あなた怯えないからつまらないんだもの。だから少し苛めてみたわ」 「悪戯っていうんだよ、こういうのは」 花を引き抜く。綺麗な花だった、もったいない。 「汚された」 「……は?」 「その花が言ってるのよ、嬉し恥ずかしそうに」 「なんだそりゃあ」 手元の花を見下ろすと、確かに透明な粘液に汚されている。 あぁ、可哀相な名も知らぬ花、こんな姿に誰がした。 「お前の仕業じゃん」 「貴方のせいよ」 不機嫌そうに即答された。 なんだか自分が悪いように思えてきて、手元の花に頭を下げる。 ごめんなさい。 「で、なんで食べないの?」 「食べてほしいの?」 「俺は不味いぜ」 「不味そうだわ」 だから食べません、目の前の自称妖怪は歌うように囁く。 薄く花の香りがするその少女は可愛かった。 「それに、花の匂いが強すぎて食べる気もしないわ」 「お前も花の香りがして良い匂いだな」 言ってみたら殴られた、日傘で。 心なしか顔が赤い気がする。 「さて、そろそろお暇しようか」 「あら、帰るのね」 「暗くなったら妖怪が出るからな」 「出ますわ」 名残惜しくも立ち上がり、伸びをする。花が香って良い気分だ。 そこへ日傘で押される、バキンと背中が鳴った。この少女はサディストだ。 「っ痛……また来る」 「貴方って馬鹿なのね」 「私は馬鹿を応援しています」 「妖怪が出るから二度と来るな」 茶化してみたものの、少女は笑みを崩さないでそう言った。 しかし、こんな良い場所を見つけて来るなとは酷いものである。 「また来るし、お前にも会いに来る」 「なんでよ」 「面白いから?」 「愚かしいから」 不満そうだった、可愛い。 帰り際、手を振ったが見つめてくるだけで振り返してはもらえなかった。 帰路の最中、俺は何故かあの少女のことだけを考えていた。 その少女が、食う為ではなくただの暇潰しに人を殺す大妖怪。 風見幽香と知るのは、もう暫く後の話である。 そして 496へと続く。 ゆうかりんが書きたくなっただけだった。 よく見たらイチャイチャしてない。今は反省している。 5スレ目 626-627 ─────────────────────────────────────────────────────────── 俺漏れもー ゆうかりん俺の故郷で一緒に向日葵農家をやr(開花 6スレ目 170 ─────────────────────────────────────────────────────────── ・ ・ ・ ・ ・ じめじめとした雨の続く水無月の頃。 こっそりと懐に一輪の花を忍ばせて、紫陽花の咲く園へ向かう。 多分彼女は、そこに居るから。 ・ ・ ・ ・ ・ 「…あら、こんにちは。また来たのね。…貴方も奇特な人間ね。 こんな妖怪が居るところなんて、誰も怖がって近づきやしないのに。」 「うーん…君が余り怖くないから、なんだろうね。 少なくとも僕に対しては、だけど。」 彼女は花や自己に危害を加えない限りは非常に紳士的な態度を取るし、 花に対しての心遣いのある人間には友好的ですらある。 「殆どの人間は…あー…私が笑うと、怖がって逃げるんだもの。」 拗ねた様な…いや、拗ねた顔をする彼女。 少し噴出してしまったが、彼女は気にする事も無く続けた。 「…それで、貴方はどうしてそんなにここに来るの? 私なんかが居る所に来て、何か特別な事があるわけでもないのに。」 「特別な事…か。 そういう理由が欲しいならいくつかあると思うよ。」 「へえ…それじゃ順を追ってお聞きしましょうか?」 鴉天狗が情報を聞き出すような口調が、 彼女の姿と妙にちぐはぐでまた少し噴出す。 「それじゃ、一つ目。 君が居るところはいつも花がとても綺麗だからね。 他のところにある花より何倍も。」 「それは私がそういうところを選んでるわけだから、 当然と言えば当然ね。他は?」 こうもずいずいと聞いてくる事が不安だったが、 この際だから勢いで答えてしまう事にした。 「君と話せるから、かな。 僕は見ての通り花のことばかり見てる優男だし、 周りには話の合う人も妖怪も居ない。 だから、君と話せる事はとてもうれしかったんだ。」 「…でも、私のことはこの紫陽花たちが教えてくれるはずよ?」 紫陽花の花言葉のうち一つ。 『美しいが、冷淡』 ある意味で彼女の自信過剰とも取れるこの言葉を、僕はある程度予期していた。 だから、この花を一輪だけ持ってきた。 「それでも、をつけて、僕の気持ちはこの花に代弁してもらう事にしてもいいかい?」 そっと梔子の花を渡す。 「…ええ。…ありがとう、と言っておくわね?」 「ええ、どういたしまして。」 それだけ言うと、彼女はその梔子の花を胸につける。 僕もそれに倣って、落ちた紫陽花の花弁を、数枚懐に入れておくことにした。 ・ ・ ・ ・ ・ ―梔子の花言葉のうち、ひとつ。 『私はあまりにも幸せです』― 6スレ目 717 ─────────────────────────────────────────────────────────── 睦月も終わり、如月の初め。 そろそろ梅の咲き始める時期である。 そして、近場で梅の木が最も多い山の中腹。 恐らく彼女はここに居るはずである。 …自分にふさわしい花言葉の花が咲く場所に居る、 自信家で自惚れ屋な彼女の事だからして。 梅の花言葉は「気品」。 傍から見ていると花が好きなだけの普通の妖怪少女なのだが、 「溢れる気品が分からないの?」などとちょくちょくのたまっている以上恐らく違いない。 …そう思ってここに来たのだが…見当たらない。 まさか「自惚れ屋」と自覚して水仙の咲く所かと思ったが、そこにも居ない。 そういえば椿なら「素晴らしい魅力」等と言う、 ある意味で彼女に合う花言葉があるがこれも当てが外れた。 そうして色々歩き回っていると、ふと町外れに佇んでいる彼女を見つけた。 「…あら、やっと来たのね。折角探してあげたのに。」 「何を探してたんですか何を。 色々心当たり探してたのに、何だってこんなところに?」 「これ。」 短く言って彼女が指差した先には、妙に花弁の分厚い… いや、まるで巾着のような花弁の奇妙な花。 「カルセオラリア…見たまま巾着草、とも言うわね。」 「…見たことないですね…僕は。」 「一応この時期の花なのだけれど、寒さに弱い花なの。 だから野に咲いていることは少ないのよ。」 「そうなんですか…」 「で、これを貴方に。」 何故か用意していた植木鉢にわざわざ植え替え、僕に突きつけてきた。 「…?」 「わざわざ私が手を汚したんだもの、尚更拒否権なんて無いわよ?」 「…えーと、何の事なんでしょう?」 「やれやれ、鈍いわねぇ。そんなに私から言わせたいの?」 「…あ。」 見たことが無いのは実際に、の話だ。 昔、図鑑で見たことならある。 …そして、その一角が鮮明にフラッシュバックする。 「やっと分かった?」 相変わらず飄々としている…と言うか、 こんなものを手渡しておいて欠片も照れる素振りを見せないのは流石だと思う。 「…全く、本当勝てませんね…」 両手を挙げて降参の意を示す。 「んふふ、ご褒美もあげましょうか♪」 そう言うと懐から何かを取り出す。白い… 「…押し花?」 「ええ。これを出すなら今しかないと思わなくて?」 …そう、それは…僕が彼女に以前渡した、梔子の花。 その花の成す意味の一つ・・・『あまりにも幸せです』。 「そうですね。…でも、今じゃ嫌ですよ?」 「…あら、どういうことかしら?」 「折角こんな花を貰っちゃったんですから。」 手に持った植木鉢を掲げて、言う。 「…少なくとも、僕が生きてる間位は、ずっと…と言うことで、お願いしますよ?」 「…ふふ、毎年梔子の花を足すくらいでお願いするわね?」 ―カルセオラリア、別名巾着草。 花言葉、『我が伴侶』― 6スレ目 722 ─────────────────────────────────────────────────────────── 「ねぇ○○。欲しい花はある?」 「欲しい花…ねぇ? 幽香の花なら何でも嬉しいけど。確かこの前はライラックだったっけ?」 「“紫の”ライラックよ。忘れたの?」(恋愛最初の感情・初恋の感激) あぁ、いかんいかん。それで俺は紫のアスターを用意してきたんだ。 (恋の勝利・私の愛はあなたの愛よりも深い) 「忘れてないよ。ちょっとした確認だって。 だからコイツを用意してきたんだ」 「……本気?馬鹿ねぇ。私に勝つ気でいるなんて」 「ベターなのはドローだな」 「私に赤いクロッカスでも送って欲しいの?」(愛しすぎる心配) 「いやいや、むしろ俺が送りたいぜ。何ならレモンの花でも用意しようか?」(恋に忠実) 「そうねぇ、青い勿忘草でも送りあうなんてどう?」(誠の愛) うpろだ271 ─────────────────────────────────────────────────────────── 向日葵畑で待ちましょう 夕焼け空に染められて 向日葵畑で待ちましょう 貴方が来るまでもう少し 向日葵畑で待ちましょう この喜びを永遠にと願いながら 夕暮れ。 昼と夜の境界に現れる、ほんの少しの時間。 私はいつものように向日葵畑で彼を待っている。 目の前には夕焼けで紅く染まった向日葵が一面に広がっている。 そよ風が頬を撫でる。 ひんやりとして気持ちが良い。 少し、秋の気配を感じた。 「……遅い」 来ない待ち人に一人愚痴る。 けれど、それはいつものことだった。 いつも私が先に来て、そして後から彼が来る。 それがお決まりのパターンだった。 でも、私の方が会いたがっているみたいで少し悔しい。 「おっす」 そうしていると後ろから声を掛けられる。 振り向くと案の定、彼が立っていた。 「遅いわよ」 「いや~悪いね」 謝ってくるも特に悪びれた様子はない。 まぁ、時間は決めてないから、彼が謝る必要は無いのだけれど…… それでも、待っていると色々と溜まってくるのだから仕方がない。 「まぁ、そう怒るなって」 言いながら、しわくちゃの手を私の頭に置く。 そして、ポンポンと軽く叩くように撫でてくる。 彼の手はとても温かくて気持ち良い。 実はそんなに怒ってはいない。 けれど、彼は私が怒っていると思うといつもこうしてくれるから、いつも何も言わないでいるのだった。 気持ち良くて目を細める私を見て、彼は微笑む。 その笑顔だけは昔のままだった。 もうどれだけ経つだろう。 この向日葵畑で初めて彼に出会って。 何度も出会ってお互いを知って。 夕暮れ時に待ち合わせるようになって。 そして、彼に恋をして。 向日葵以外誰もいないこの場所で、色々なことをした。 その日あったことをお互い話したり。 向日葵畑の中心で二人して寝転がったり。 喧嘩をしたこともあったっけ。 私の方が悪いのにいつも彼が先に謝って……本当、素直じゃない。 その日も彼は、今日あった出来事を楽しそうに喋ってきた。 やれ友人宅に遊びに行ったら孫が可愛かったやら、村の子供達が喧嘩してたやら。 そんな些細なことを幸せそうに語る彼がとても愛しかった。 ふと思う。 彼との時間は、あとどれほど残っているのだろうかと。 多分、あまり残ってはいないだろう。 人間の寿命は短い。 私達妖怪の寿命からすれば、ほんの一瞬だ。 人間の生命は儚い。 そう、今二人を紅く染めているこの夕焼けのように。 彼と過ごす時間はしだいに短くなっていった。 私は直感する、終わりが近いんだと。 胸がざわついた。 そんなのは嫌だ。 彼と離れたくない。 もっと一緒に居たい。 あの笑顔の傍に居たい。 苦しい。 どうして彼は妖怪じゃなかったのだろう? 悲しい。 どうして私は人間じゃなかったのだろう? 怖い。 二人とも同じ種族だったのなら、こんな気持ちを味わなくても済んだのに。 終わりは唐突にやってきた。 私はいつものように夕焼けに染まる向日葵畑に向かう。 いつも誰も居ない筈の向日葵畑には一人佇む彼が居た。 「よっ」 こっちに気づいた彼は、私を見て微笑む。 いつもと変わらない筈なのに。 何故か、胸騒ぎがした。 「遅かったじゃねぇか」 してやったりと言わんばかりに、にやりと笑う。 彼の態度はいつもと同じ筈なのに、何故か胸騒ぎが止まらない。 「珍しいじゃない、貴方が先に着くなんて」 胸のざわつきを必死に抑えながら、表面上冷静に言う。 「珍しいだろ?」 嬉しそうに彼は笑う。 が、その笑顔もすぐに消えた。 そしてお互いに何も言わないまま時間だけが流れていく。 得体の知れない胸のざわつきは一向に収まらない。 紅く染まる景色の中で、先に口を開いたのは彼の方だった。 「暫く此処に来れなくなった」 その言葉に、胸のざわつきが止まる。 ……ああ、やっぱり。 「今日さ、此処に来るときに死神を名乗る女の子に会ったんだよ。彼女曰く、俺は今日死ぬみたいなんだ」 彼は言う。 「だから、明日から此処には来れなくなっちまった」 自身の死など、気にもしていない風にあっさりと。 涙が出そうになった。 何故? 何故貴方はそんなに冷静でいられるの? 貴方、死んじゃうのよ? もう、一緒に居られないのよ? 「そんな心配すんなって。すぐ戻ってくるからさ」 私の心を読んだかのように。 彼は笑った。 その笑顔を見て私は俯く。 歯を食いしばって、今にも泣き出しそうになる自分を必死で抑えた。 「だ~いじょうぶだって! 心配すんな!」 俯く私に、彼は明るく言う。 「貴方が……」 「ん?」 「貴方が妖怪だったら良かったのに……」 妖怪だったら、ずっと一緒に居られたのに。 「そうか? 俺は人間で良かったと思うぞ?」 私の叶わない願いを彼は笑って否定する。 「どうして?」 どうしてそんなことを言うの? 妖怪だったら、こんな思いをしなくて済んだのに。 予想外の答えに私は戸惑った。 そして…… 「好きなヤツより先に死ねるだろ?」 突然の告白。 どうして? 今までそんなこと一言だって言わなかったのに。 どうして? どうしてこんな時にそんなこと言うの? ひどい。 貴方は本当にひどい人。 一番辛い時に。 ずっと欲しかった言葉をくれるのだから。 もう止められなかった。 堰を切ったように溢れ出した涙が頬を濡らしていく。 零れ落ちる滴は次々と地面に染み込んでいった。 「泣くなって」 彼は私の頭に手を置く。 そしていつものように軽く叩くように撫でてくる。 「絶対戻ってくるからさ」 子供をあやすような優しい声で、彼は私に語りかける。 本当に? 信じていいの? 掌から伝わる彼の温度はその問いかけに答えるように、とても温かだった。 「心配すんな」 だから、私は信じることにした。 絶対戻ってくる。 涙で言葉の出ない私は、その言葉にただ頷く。 彼は笑って私の頭をくしゃくしゃと撫でた。 花が咲くのを待ちましょう 夕焼け空といつまでも 花が咲くのを待ちましょう 再び花咲くその日まで 花が咲くのを待ちましょう そして再び花が咲いたその時は 夕暮れ。 昼と夜の境界に現れる、ほんの少しの時間。 私はいつものように向日葵畑に居た。 目の前には夕焼けで紅く染まった向日葵が一面に広がっている。 そよ風が頬を撫でる。 ひんやりとして気持ちが良い。 少し、秋の気配を感じた。 彼が死んで、もう一年が過ぎようとしていた。 彼が居なくなってからも、私は毎日かかざずにこの向日葵畑に足を運んでいる。 「まったく、どれだけ待たせるつもりなのかしら」 向日葵達を眺めながら溜息を漏らす。 そして彼の顔を思い浮かべた。 一瞬で彼の笑顔が鮮明に脳裏に浮かびあがる。 さっきまでの陰気は瞬く間に霧散していき、それに代わって温かなものが自身を満たしていくのがわかる。 少し、自分の頬が緩んだ気がした。 数秒して惚けている自分に気づく。 そして慌てて辺りを見回した。 幸いにして誰も居なかったようだ。 と言っても、此処には私と彼以外滅多に来客は無いのだが。 「あら?」 ふと、あるものに気づく。 そして一つの向日葵に近づいた。 「珍しいわね」 珍しい向日葵だった。 太陽の方に向かっている向日葵達の中で、その向日葵だけがこちらを向いているのだ。 「貴方、かなりの変わり者ね」 まるであの人みたい。 あの人も相当の変わり者だった。 人間の癖に私みたいな妖怪と一緒に居たのだから。 「もしかして……貴方が彼だったりして」 自分で言った言葉に思わず噴き出した。 だとしたらあの人は、とんだ間抜け者だ。 人間に転生するつもりが向日葵に転生だなんて。 おかしくておかしくて笑っていると…… 「んなわけあるか」 声を掛けられた。 懐かしい声に私は驚く。 いつも聞いていた……ずっと聞きたかったあの人の声。 思わず身体が緊張する。 私は硬くなった身体に必死に力を込めて振り向いた。 振り向いた先には彼が。 あの日、この向日葵畑で初めて出会った時の姿で。 いつもの笑顔で。 「よっ」 昨日別れたかのように、彼は片手を挙げてこっちに歩み寄って来る。 この男は……こっちがどれだけ恋焦がれながら待っていたかも知らないで。 「……早かったわね」 「まあな~。善行とやらを積んでたからじゃねぇか?」 あっけらかんと彼は言う。 変わらない彼に、嬉しくて泣きそうになった。 「ま、それはともかく」 彼はいつものように、私の頭に手を置く。 そして軽く叩くように撫でた。 ああ……会いたかった貴方だ。 掌から伝わる変わらない温もりに思わず涙が零れた。 「ただいま、幽香」 「おかえりなさい、○○」 彼の胸に飛び込む。 温もりを確かめるように。 彼の存在を確かめるように。 強く。 強く抱きしめる。 もう、絶対離さない。 おまけ ~転生が早かった理由~ 「ふぅ、今日の仕事はこれで終わりですね」 帽子を脱ぎ、軽く姿勢を崩して一息つく。 今日もお疲れ様でした。 「ちょ、ちょっと待てって! お前の番はまだ先だ!」 ん?何やら騒がしいですね。 たちの悪い魂でも居るのかしら? 「どうしたのです、こま……」 「よっ」 「あ、貴方は!」 突然の闖入者に私は驚いた。 「あ~すみません四季様、すぐに連れ戻しますんで」 頭を下げる小町。 しかし、今の私はそれどころではない。 「貴方、死んだのですか!?」 「おう」 「何故……」 「ま、寿命ってヤツだな」 「寿命……そうですね、貴方は人間ですものね」 そうだった。 彼は只の人間だったのだ。 寿命がくれば死ぬのは当然のことだ。 しかし…… 「四季様、この男をご存知で?」 小町が不思議そうに聞いてくる。 私より外に出ている貴女が、何故この男のことを知らないの…… 部下の無知っぷりに小一時間問いただしたい気持ちになるが、そこをぐっと我慢して質問に答えることにした。 「花の妖怪は知ってるわね?」 「はい。以前此処に来た、どえらい強い妖怪ですよね」 「彼はその妖怪の男です」 「ども」 「えーーーーーっ!?」 驚く小町。 それは驚くでしょうね。 私も初めて知った時は驚きましたから。 「冗談ですよね?」 「私が一度でも嘘をついたことがあったかしら?」 「……無いです」 「ならそういうことよ」 しかし納得が行かないのか、小町は疑わしそうに彼を見つめている。 こらこら、失礼でしょ。 「じゃ、いいか?」 一段落したのを待って、彼は話を切り出してきた。 「折り入って頼みがある」 「何でしょう?」 「出来るだけ早く転生したい」 「何故?」 「知ってるだろ?」 彼は愚問とばかりに笑う。 そりゃまあ知ってますけどね。 「……まあ、いいでしょう」 「サンキュー。で、どれくらいかかりそうだ?」 「そうですね……早くしても十年くらいでしょうか?」 「一年以内にしてくれ」 「無理です!」 無茶を言う。 順番無視プラス、十年転生でも破格のサービスだというのに…… いくら花の妖怪の男といえど、これ以上の特別扱いは出来ません。 「あ~あ、そんなこと言っていいのかなぁ?」 きっぱりと要望を拒否する私を見て、彼はにやりと笑う。 ……何か嫌な予感がします。 「何がですか?」 努めて冷静に返す。 しかし彼は不敵な笑みを崩さない。 「俺と絡むようになってから、幽香はあんまり暴れなくなった」 「それがどうかしましたか?」 その意味を分かっていながら聞き返す。 ええ、分かっています、分かっていますって。 「今、俺は幽香の傍に居ない」 「そうですね」 「つまり、幽香の傍には止めるヤツが居ないってことだ」 「それが何か?」 「手綱を持つ者の居ない暴れ馬はどうなると思う?」 質問を質問で返される。 それは…… 「危険度・極高、友好度・最悪の大妖怪が所構わず暴れ放題……」 代わりに小町が答える。 呟く小町の顔色は気のせいではなく青ざめていた。 「そういうこった」 彼は頷く。 まあ、そういうことになるでしょうね。 「そんな幽香は俺も見たくない。つーわけで、一年以内で」 「……むぅ」 確かにそんな事態は喜ばしくない。 しかし、一人の人間をこれ以上特別扱いする訳には…… 「小町、幽香が暴れ出したらお前も忙しくなるぞ? 良いのか?」 悩む私に焦れたのか、彼は矛先を小町へと向けた。 突然話を振られた小町は、意味が解っていないのか、彼の言葉を小声で反芻する。 そして意味を理解した次の瞬間…… 「四季様! 世の為人の為そして私の為! 彼を一年以内で転生させましょう!」 必死の形相で懇願してきた。 ……貴女、完璧に私情じゃない。 「な~良いだろ~?」 「四季様お願いします! 後生ですから!」 一人でも手強い敵が増援を呼んで更に手強くなりました。 二人は左右からぎゃーぎゃーと懇願、もとい攻撃してくる。 ステレオ効果でとても五月蝿い。 「ああ、もう! わかりました! 今回だけ特別に許可します!」 「よっしゃ!」 「やった~!」 許可の言葉に彼は小町とハイタッチする。 まったく、私も甘くなったものですね…… 「いや~助かったわ。サンキューな」 彼は感謝の言葉を言いながら、私の頭に手を置く。 「今回だけですからね? あと、頭に手を置かない」 「細かいこと気にすんなって」 注意を聞かずに、ぽんぽんと軽く叩くように頭を撫でられる。 ……むぅ。これは中々気持ち良いですね。 なんというか、温かくてホッとするというか。 …………彼女が落ちるのも仕方ない気がします。 「許可ついでに、転生時の年齢は十代後半で頼むわ」 「まだ要望があるんですか!?」 「まあまあ、ついでついで」 笑いながら頭を撫でてくる。 ……むぅ。 結局、彼からの要望は全て聞くことになってしまった。 四季映姫、生涯で一番の不覚だと思う。 うpろだ409 ───────────────────────────────────────────────────────────
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D幽香 タイプ:樹/地 1.花を操る程度の能力(Lv25習得) HPが1/4以下になると、樹属性のスペルの威力が1.2倍になります。 2.四季のフラワーマスター(Lv50習得) 天候によりダメージ、状態異常、能力減少を受けません。 重複弱点(3倍):氷 弱点(2倍):風虫炎 抵抗(1/2倍):地岩 重複抵抗(1/3倍): 無効:雷 種族値・同タイプ比較 樹/地 HP 攻撃 防御 特攻 特防 速度 合計 D幽香 120 30 110 130 100 70 560 T静葉 125 115 100 30 100 60 530 瀬笈葉 95 50 75 125 95 110 545 H穣子 125 30 90 105 95 85 530 種族値・同名コダマ比較 幽香 HP 攻撃 防御 特攻 特防 速度 合計 D 120 30 110 130 100 70 560 A 110 50 90 160 80 70 560 N 105 90 90 140 85 50 560 スペル スペル名 属性 分類 威力 命中 消費 詳細 幻想春花 樹 特殊 60 100 0 30%の確率で、自分の回避が1段階上がります。 月に叢雲花に風 風 特殊 70 100 5 30%の確率で、相手の命中を1段階下げます。 幻想郷の開花 樹 特殊 100 100 25 10%の確率で、相手を眠らせます。 花鳥風月、嘯風弄月 風 特殊 100 100 30 20%の確率で、相手を混乱させます。 今昔幻想郷 地 特殊 90 100 25 30%の確率で、相手の特防を1段階下げます。 元祖マスタースパーク 雷 特殊 100 100 30 20%の確率で、相手を麻痺させます。 シルク・ドゥ・ソレイユ 炎 特殊 100 100 30 20%の確率で、相手を火傷させます。 宵闇小町 闇 特殊 90 100 20 20%の確率で、相手を混乱させます。 考察 基本評価 A幽香の特攻をBDに振り分け丸くなったような性能。それでもAコダマ並みの火力を持つ。 スペルは順番以外すべて同じで豊富な技範囲を持つ。 Dコダマであるがフルアタのために耐久は同属性のT静葉に劣る。 など、どう考えても耐久コダマではないためアタッカーとして運用するのが一番だろう。 BP振り HCあるいはCS振り。HSだと今一つ落としきれない可能性が高い。 HC振りが一番安牌か。 属性の関係もあって、受け出しはやや苦手。受け出すなら相手が天子のような地岩メインのコダマを狙う。 基本的には先発で相手に負担をかけていくのが良いだろう。 装備候補 火力上昇:ほぼ必須と考えていいだろう。 ぬえゾウc:耐久は割と高いので氷さえこなければ2~3発耐える。 速度上昇:S振りならあってもいいか。 物/特16%減少:対戦相手の構成が偏っているならぬえゾウより優先されることも。 てゐc:33%の悪運。 妹紅c:25%の不死鳥。 コメント欄 名前
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幽香3 5スレ目 496 巧い文章の後はだし辛くても気にせずに書いてみる。 身の程知らずに妄想投下。 「また来たの?」 彼女の第一声は大抵がこの一言である。 花畑で初めて出会ったとき、風見幽香と彼女は名乗った。 幽香はいつも通り、チェックのベストにお揃いのスカートに身を包み。 手には可憐な日傘を持って、向日葵の葉のような綺麗な緑色の髪を揺らしている。 「妖怪とか怖くないのかしら」 なんとなく不貞腐れたように言うので、俺はそうでもないと答えておいた。 妖怪は怖い。しかし幽香だけは怖くない。 「それに、毎回苛められてもなんで来るのかしら、お馬鹿さん?」 否定はしないが理由は在る。 何故か苛々したように言う幽香を見つめながら曖昧な答えだけを返しておいた。 「人間が、妖怪に近づくなんて変よ」 今日の幽香は少しおかしくて、遠くに感じた。 その態度が、いつもの苛めより心に痛みを与えてくる。 俺は幽香が好きだった。 「聞いてるの?花が好きだからって、私なんかがいる危険な花畑にわざわざ来なくていいじゃない」 お前がいるから来るんだ、言ってやりたいが言うわけにもいかない。 だから、黙って手土産の花を一輪渡す。 庭先で育てた薔薇の一枝。感謝しながら身を削ってもらって受け取った綺麗な一枝。 突然差し出された薔薇に、幽香は目を丸くしていた。それが可愛くて自然と笑みがこぼれてしまう。 幽香は何故か顔を赤くしながら薔薇を見下ろして、上目使いで俺を見る。 「何よ、これ」 お土産、そう答えると溜息を吐かれた。 顔を赤くしたまま睨まれて、少し悲しかった。 今日は機嫌が悪いのだろう、そう思って別れの挨拶をする。 「――あ」 また来るよ。告げて、一度だけ髪に指を通す。 幽香は撫でられるのが嫌いでいつも怒られるが、今日に限って何も言わない。 調子に乗って何度か指を通して、名残惜しくも手を離す。 「……人の話聞いてないな」 呟きを聞こえない振りをしながら、手を振って帰る。 小さく手を振ってくれたから、また来てもいいんだろう。 薔薇の花言葉くらい知ってそうだが、きっと彼女は気づかない。 ◇ 手を振って彼は行ってしまう。 もう来るなって言ってるのに、聞きもしないで彼はまたきっと来る。 気づかない内に、自分も手を振ってしまっている。 彼の姿が見えなくなってから、手元に残された薔薇を見下ろした。 彼は花を愛している、薔薇は切り取られて尚幸せそうだった。 この子の花言葉をきっと彼は知らずに渡したのだろう。 分かっているのに、私は変に意識してしまう。 彼のせいで、なんだか胸がおかしくなる。 ――好きだ。 不意に、彼と同じ声が聞こえて、私は手に持った薔薇を見やる。 込められた思いを、薔薇が歌うように語り掛けてきた。 毎朝語りかけてくる彼が、私を好きだと言っていると薔薇が楽しそうに語っている。 急に、喉元から熱が上がっていくのが分かった。きっと私の顔は赤くなっている。 その様子をみて楽しそうにしている花達を睨みながら、彼を思い浮かべてしまう。 しばらくは、この熱が引くことはなさそうだった。 「また、来てくれるのかな」 私はその感情を薄々と気づいていて、それが怖くて遠ざけようとしていた。 私は彼が好きだった。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 5スレ目 626-627 俺は花が好きだった。日々の営みに選択するほどに愛していた。 彼女は花と共にあった。日々を花に囲まれて過ごす様は正に花だった。 花売りにとって冬は少し寂しい季節だ。花を愛でる者にとっては更に寂しく思える。 当然冬の花の美しさを愛しているが、春のように咲き乱れる様が俺は好きだったのだ。 故に、とある山の中に広がった花畑を目にした時、感動と共に童心に帰ったとしても仕方が無いだろう。 「気持ち悪い人間ね」 花畑に寝転がる俺の上に、人影が寄ってきた。 チェックのベストにお揃いのスカート、手には可憐な日傘を持って綺麗な瞳で見下ろしている。 整った可愛らしい顔つきは恐らく女性のものだろう。 「――ここはいい所だな」 その言葉に答えるわけでもなく、誰かと問うわけでもなく、俺はそう口にした。 向日葵の葉のような綺麗な緑色の髪を揺らして、彼女は驚きの表情を浮かべる。 それが妙に可愛く見えて、俺は笑みを隠すことができなかった。 「こんなところで寝てると妖怪に食われるわよ」 「出るのか?」 「出ますの」 そっか、と呟いて目を閉じる。 こんな陽気の中、花たちに囲まれようともなれば眠る以外にすることはない。 心地良いまどろみは、腹部へと鋭い勢いでぶつけられた日傘の一撃の下に掻き消された。 「――っ! なに……すんだよ」 「私が妖怪って可能性は考えないの?」 不機嫌そうに俺を見下げて、彼女は日傘の先で突っついてくる。 あぁ、そういえば最初に俺のことを人間とか言ってたな。 「ならもう逃げられないし、少しだけ眠らせてくれよ」 「だめよ」 「少しでいいんだ」 「却下」 話の分からないお嬢さんだった。 無視して眠ることにする、食いたきゃ食えばいい。人間の命なんて簡単に終わるものなのだから。 瞼に影が落ちる。差し込む日を隠してくれて丁度いい。 草花の匂いと、微かな太陽の香りがする。 不意に、頭が浮いて、柔らかいものへと落ちる感覚を味わう。 何をされてるんだ、俺。 「あら、もう起きるの?」 「何やってんの?」 「苛めていい?」 「やめてくれ」 薄く目を開いた先に、少女の顔があった。 花の香りが薄く香る膝の上に、俺は寝ている。 その心地良さに、おれは問うのも忘れてもう一度瞼を下ろした。 息苦しさに目を覚ました。 なんだろう、鼻に何かを詰め込まれたような感覚。 それは目を開いたときに分かった。 鼻に花が差し込んである。 それでも呼吸ができないほどではない、現に俺は今鼻から酸素を取り込んでいるのだ。 原因は、視界を覆うチェック柄のベストに覆われた柔らかい物体X。別名:男の夢。 先の少女が俺に被さるようにして寝息をたてていた。 なんというか、人生の最後で凄い幸運だぞ、俺。 「……ん、あぁ起きたんだ」 「この花はなんだ」 「あなた怯えないからつまらないんだもの。だから少し苛めてみたわ」 「悪戯っていうんだよ、こういうのは」 花を引き抜く。綺麗な花だった、もったいない。 「汚された」 「……は?」 「その花が言ってるのよ、嬉し恥ずかしそうに」 「なんだそりゃあ」 手元の花を見下ろすと、確かに透明な粘液に汚されている。 あぁ、可哀相な名も知らぬ花、こんな姿に誰がした。 「お前の仕業じゃん」 「貴方のせいよ」 不機嫌そうに即答された。 なんだか自分が悪いように思えてきて、手元の花に頭を下げる。 ごめんなさい。 「で、なんで食べないの?」 「食べてほしいの?」 「俺は不味いぜ」 「不味そうだわ」 だから食べません、目の前の自称妖怪は歌うように囁く。 薄く花の香りがするその少女は可愛かった。 「それに、花の匂いが強すぎて食べる気もしないわ」 「お前も花の香りがして良い匂いだな」 言ってみたら殴られた、日傘で。 心なしか顔が赤い気がする。 「さて、そろそろお暇しようか」 「あら、帰るのね」 「暗くなったら妖怪が出るからな」 「出ますわ」 名残惜しくも立ち上がり、伸びをする。花が香って良い気分だ。 そこへ日傘で押される、バキンと背中が鳴った。この少女はサディストだ。 「っ痛……また来る」 「貴方って馬鹿なのね」 「私は馬鹿を応援しています」 「妖怪が出るから二度と来るな」 茶化してみたものの、少女は笑みを崩さないでそう言った。 しかし、こんな良い場所を見つけて来るなとは酷いものである。 「また来るし、お前にも会いに来る」 「なんでよ」 「面白いから?」 「愚かしいから」 不満そうだった、可愛い。 帰り際、手を振ったが見つめてくるだけで振り返してはもらえなかった。 帰路の最中、俺は何故かあの少女のことだけを考えていた。 その少女が、食う為ではなくただの暇潰しに人を殺す大妖怪。 風見幽香と知るのは、もう暫く後の話である。 そして 496へと続く。 ゆうかりんが書きたくなっただけだった。 よく見たらイチャイチャしてない。今は反省している。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 6スレ目 170 俺漏れもー ゆうかりん俺の故郷で一緒に向日葵農家をやr(開花 ─────────────────────────────────────────────────────────── 6スレ目 717 ・ ・ ・ ・ ・ じめじめとした雨の続く水無月の頃。 こっそりと懐に一輪の花を忍ばせて、紫陽花の咲く園へ向かう。 多分彼女は、そこに居るから。 ・ ・ ・ ・ ・ 「…あら、こんにちは。また来たのね。…貴方も奇特な人間ね。 こんな妖怪が居るところなんて、誰も怖がって近づきやしないのに。」 「うーん…君が余り怖くないから、なんだろうね。 少なくとも僕に対しては、だけど。」 彼女は花や自己に危害を加えない限りは非常に紳士的な態度を取るし、 花に対しての心遣いのある人間には友好的ですらある。 「殆どの人間は…あー…私が笑うと、怖がって逃げるんだもの。」 拗ねた様な…いや、拗ねた顔をする彼女。 少し噴出してしまったが、彼女は気にする事も無く続けた。 「…それで、貴方はどうしてそんなにここに来るの? 私なんかが居る所に来て、何か特別な事があるわけでもないのに。」 「特別な事…か。 そういう理由が欲しいならいくつかあると思うよ。」 「へえ…それじゃ順を追ってお聞きしましょうか?」 鴉天狗が情報を聞き出すような口調が、 彼女の姿と妙にちぐはぐでまた少し噴出す。 「それじゃ、一つ目。 君が居るところはいつも花がとても綺麗だからね。 他のところにある花より何倍も。」 「それは私がそういうところを選んでるわけだから、 当然と言えば当然ね。他は?」 こうもずいずいと聞いてくる事が不安だったが、 この際だから勢いで答えてしまう事にした。 「君と話せるから、かな。 僕は見ての通り花のことばかり見てる優男だし、 周りには話の合う人も妖怪も居ない。 だから、君と話せる事はとてもうれしかったんだ。」 「…でも、私のことはこの紫陽花たちが教えてくれるはずよ?」 紫陽花の花言葉のうち一つ。 『美しいが、冷淡』 ある意味で彼女の自信過剰とも取れるこの言葉を、僕はある程度予期していた。 だから、この花を一輪だけ持ってきた。 「それでも、をつけて、僕の気持ちはこの花に代弁してもらう事にしてもいいかい?」 そっと梔子の花を渡す。 「…ええ。…ありがとう、と言っておくわね?」 「ええ、どういたしまして。」 それだけ言うと、彼女はその梔子の花を胸につける。 僕もそれに倣って、落ちた紫陽花の花弁を、数枚懐に入れておくことにした。 ・ ・ ・ ・ ・ ―梔子の花言葉のうち、ひとつ。 『私はあまりにも幸せです』― ─────────────────────────────────────────────────────────── 6スレ目 722 睦月も終わり、如月の初め。 そろそろ梅の咲き始める時期である。 そして、近場で梅の木が最も多い山の中腹。 恐らく彼女はここに居るはずである。 …自分にふさわしい花言葉の花が咲く場所に居る、 自信家で自惚れ屋な彼女の事だからして。 梅の花言葉は「気品」。 傍から見ていると花が好きなだけの普通の妖怪少女なのだが、 「溢れる気品が分からないの?」などとちょくちょくのたまっている以上恐らく違いない。 …そう思ってここに来たのだが…見当たらない。 まさか「自惚れ屋」と自覚して水仙の咲く所かと思ったが、そこにも居ない。 そういえば椿なら「素晴らしい魅力」等と言う、 ある意味で彼女に合う花言葉があるがこれも当てが外れた。 そうして色々歩き回っていると、ふと町外れに佇んでいる彼女を見つけた。 「…あら、やっと来たのね。折角探してあげたのに。」 「何を探してたんですか何を。 色々心当たり探してたのに、何だってこんなところに?」 「これ。」 短く言って彼女が指差した先には、妙に花弁の分厚い… いや、まるで巾着のような花弁の奇妙な花。 「カルセオラリア…見たまま巾着草、とも言うわね。」 「…見たことないですね…僕は。」 「一応この時期の花なのだけれど、寒さに弱い花なの。 だから野に咲いていることは少ないのよ。」 「そうなんですか…」 「で、これを貴方に。」 何故か用意していた植木鉢にわざわざ植え替え、僕に突きつけてきた。 「…?」 「わざわざ私が手を汚したんだもの、尚更拒否権なんて無いわよ?」 「…えーと、何の事なんでしょう?」 「やれやれ、鈍いわねぇ。そんなに私から言わせたいの?」 「…あ。」 見たことが無いのは実際に、の話だ。 昔、図鑑で見たことならある。 …そして、その一角が鮮明にフラッシュバックする。 「やっと分かった?」 相変わらず飄々としている…と言うか、 こんなものを手渡しておいて欠片も照れる素振りを見せないのは流石だと思う。 「…全く、本当勝てませんね…」 両手を挙げて降参の意を示す。 「んふふ、ご褒美もあげましょうか♪」 そう言うと懐から何かを取り出す。白い… 「…押し花?」 「ええ。これを出すなら今しかないと思わなくて?」 …そう、それは…僕が彼女に以前渡した、梔子の花。 その花の成す意味の一つ・・・『あまりにも幸せです』。 「そうですね。…でも、今じゃ嫌ですよ?」 「…あら、どういうことかしら?」 「折角こんな花を貰っちゃったんですから。」 手に持った植木鉢を掲げて、言う。 「…少なくとも、僕が生きてる間位は、ずっと…と言うことで、お願いしますよ?」 「…ふふ、毎年梔子の花を足すくらいでお願いするわね?」 ―カルセオラリア、別名巾着草。 花言葉、『我が伴侶』― ─────────────────────────────────────────────────────────── うpろだ271 「ねぇ○○。欲しい花はある?」 「欲しい花…ねぇ? 幽香の花なら何でも嬉しいけど。確かこの前はライラックだったっけ?」 「“紫の”ライラックよ。忘れたの?」(恋愛最初の感情・初恋の感激) あぁ、いかんいかん。それで俺は紫のアスターを用意してきたんだ。 (恋の勝利・私の愛はあなたの愛よりも深い) 「忘れてないよ。ちょっとした確認だって。 だからコイツを用意してきたんだ」 「……本気?馬鹿ねぇ。私に勝つ気でいるなんて」 「ベターなのはドローだな」 「私に赤いクロッカスでも送って欲しいの?」(愛しすぎる心配) 「いやいや、むしろ俺が送りたいぜ。何ならレモンの花でも用意しようか?」(恋に忠実) 「そうねぇ、青い勿忘草でも送りあうなんてどう?」(誠の愛) ─────────────────────────────────────────────────────────── うpろだ409 向日葵畑で待ちましょう 夕焼け空に染められて 向日葵畑で待ちましょう 貴方が来るまでもう少し 向日葵畑で待ちましょう この喜びを永遠にと願いながら 夕暮れ。 昼と夜の境界に現れる、ほんの少しの時間。 私はいつものように向日葵畑で彼を待っている。 目の前には夕焼けで紅く染まった向日葵が一面に広がっている。 そよ風が頬を撫でる。 ひんやりとして気持ちが良い。 少し、秋の気配を感じた。 「……遅い」 来ない待ち人に一人愚痴る。 けれど、それはいつものことだった。 いつも私が先に来て、そして後から彼が来る。 それがお決まりのパターンだった。 でも、私の方が会いたがっているみたいで少し悔しい。 「おっす」 そうしていると後ろから声を掛けられる。 振り向くと案の定、彼が立っていた。 「遅いわよ」 「いや~悪いね」 謝ってくるも特に悪びれた様子はない。 まぁ、時間は決めてないから、彼が謝る必要は無いのだけれど…… それでも、待っていると色々と溜まってくるのだから仕方がない。 「まぁ、そう怒るなって」 言いながら、しわくちゃの手を私の頭に置く。 そして、ポンポンと軽く叩くように撫でてくる。 彼の手はとても温かくて気持ち良い。 実はそんなに怒ってはいない。 けれど、彼は私が怒っていると思うといつもこうしてくれるから、いつも何も言わないでいるのだった。 気持ち良くて目を細める私を見て、彼は微笑む。 その笑顔だけは昔のままだった。 もうどれだけ経つだろう。 この向日葵畑で初めて彼に出会って。 何度も出会ってお互いを知って。 夕暮れ時に待ち合わせるようになって。 そして、彼に恋をして。 向日葵以外誰もいないこの場所で、色々なことをした。 その日あったことをお互い話したり。 向日葵畑の中心で二人して寝転がったり。 喧嘩をしたこともあったっけ。 私の方が悪いのにいつも彼が先に謝って……本当、素直じゃない。 その日も彼は、今日あった出来事を楽しそうに喋ってきた。 やれ友人宅に遊びに行ったら孫が可愛かったやら、村の子供達が喧嘩してたやら。 そんな些細なことを幸せそうに語る彼がとても愛しかった。 ふと思う。 彼との時間は、あとどれほど残っているのだろうかと。 多分、あまり残ってはいないだろう。 人間の寿命は短い。 私達妖怪の寿命からすれば、ほんの一瞬だ。 人間の生命は儚い。 そう、今二人を紅く染めているこの夕焼けのように。 彼と過ごす時間はしだいに短くなっていった。 私は直感する、終わりが近いんだと。 胸がざわついた。 そんなのは嫌だ。 彼と離れたくない。 もっと一緒に居たい。 あの笑顔の傍に居たい。 苦しい。 どうして彼は妖怪じゃなかったのだろう? 悲しい。 どうして私は人間じゃなかったのだろう? 怖い。 二人とも同じ種族だったのなら、こんな気持ちを味わなくても済んだのに。 終わりは唐突にやってきた。 私はいつものように夕焼けに染まる向日葵畑に向かう。 いつも誰も居ない筈の向日葵畑には一人佇む彼が居た。 「よっ」 こっちに気づいた彼は、私を見て微笑む。 いつもと変わらない筈なのに。 何故か、胸騒ぎがした。 「遅かったじゃねぇか」 してやったりと言わんばかりに、にやりと笑う。 彼の態度はいつもと同じ筈なのに、何故か胸騒ぎが止まらない。 「珍しいじゃない、貴方が先に着くなんて」 胸のざわつきを必死に抑えながら、表面上冷静に言う。 「珍しいだろ?」 嬉しそうに彼は笑う。 が、その笑顔もすぐに消えた。 そしてお互いに何も言わないまま時間だけが流れていく。 得体の知れない胸のざわつきは一向に収まらない。 紅く染まる景色の中で、先に口を開いたのは彼の方だった。 「暫く此処に来れなくなった」 その言葉に、胸のざわつきが止まる。 ……ああ、やっぱり。 「今日さ、此処に来るときに死神を名乗る女の子に会ったんだよ。彼女曰く、俺は今日死ぬみたいなんだ」 彼は言う。 「だから、明日から此処には来れなくなっちまった」 自身の死など、気にもしていない風にあっさりと。 涙が出そうになった。 何故? 何故貴方はそんなに冷静でいられるの? 貴方、死んじゃうのよ? もう、一緒に居られないのよ? 「そんな心配すんなって。すぐ戻ってくるからさ」 私の心を読んだかのように。 彼は笑った。 その笑顔を見て私は俯く。 歯を食いしばって、今にも泣き出しそうになる自分を必死で抑えた。 「だ~いじょうぶだって! 心配すんな!」 俯く私に、彼は明るく言う。 「貴方が……」 「ん?」 「貴方が妖怪だったら良かったのに……」 妖怪だったら、ずっと一緒に居られたのに。 「そうか? 俺は人間で良かったと思うぞ?」 私の叶わない願いを彼は笑って否定する。 「どうして?」 どうしてそんなことを言うの? 妖怪だったら、こんな思いをしなくて済んだのに。 予想外の答えに私は戸惑った。 そして…… 「好きなヤツより先に死ねるだろ?」 突然の告白。 どうして? 今までそんなこと一言だって言わなかったのに。 どうして? どうしてこんな時にそんなこと言うの? ひどい。 貴方は本当にひどい人。 一番辛い時に。 ずっと欲しかった言葉をくれるのだから。 もう止められなかった。 堰を切ったように溢れ出した涙が頬を濡らしていく。 零れ落ちる滴は次々と地面に染み込んでいった。 「泣くなって」 彼は私の頭に手を置く。 そしていつものように軽く叩くように撫でてくる。 「絶対戻ってくるからさ」 子供をあやすような優しい声で、彼は私に語りかける。 本当に? 信じていいの? 掌から伝わる彼の温度はその問いかけに答えるように、とても温かだった。 「心配すんな」 だから、私は信じることにした。 絶対戻ってくる。 涙で言葉の出ない私は、その言葉にただ頷く。 彼は笑って私の頭をくしゃくしゃと撫でた。 花が咲くのを待ちましょう 夕焼け空といつまでも 花が咲くのを待ちましょう 再び花咲くその日まで 花が咲くのを待ちましょう そして再び花が咲いたその時は 夕暮れ。 昼と夜の境界に現れる、ほんの少しの時間。 私はいつものように向日葵畑に居た。 目の前には夕焼けで紅く染まった向日葵が一面に広がっている。 そよ風が頬を撫でる。 ひんやりとして気持ちが良い。 少し、秋の気配を感じた。 彼が死んで、もう一年が過ぎようとしていた。 彼が居なくなってからも、私は毎日かかざずにこの向日葵畑に足を運んでいる。 「まったく、どれだけ待たせるつもりなのかしら」 向日葵達を眺めながら溜息を漏らす。 そして彼の顔を思い浮かべた。 一瞬で彼の笑顔が鮮明に脳裏に浮かびあがる。 さっきまでの陰気は瞬く間に霧散していき、それに代わって温かなものが自身を満たしていくのがわかる。 少し、自分の頬が緩んだ気がした。 数秒して惚けている自分に気づく。 そして慌てて辺りを見回した。 幸いにして誰も居なかったようだ。 と言っても、此処には私と彼以外滅多に来客は無いのだが。 「あら?」 ふと、あるものに気づく。 そして一つの向日葵に近づいた。 「珍しいわね」 珍しい向日葵だった。 太陽の方に向かっている向日葵達の中で、その向日葵だけがこちらを向いているのだ。 「貴方、かなりの変わり者ね」 まるであの人みたい。 あの人も相当の変わり者だった。 人間の癖に私みたいな妖怪と一緒に居たのだから。 「もしかして……貴方が彼だったりして」 自分で言った言葉に思わず噴き出した。 だとしたらあの人は、とんだ間抜け者だ。 人間に転生するつもりが向日葵に転生だなんて。 おかしくておかしくて笑っていると…… 「んなわけあるか」 声を掛けられた。 懐かしい声に私は驚く。 いつも聞いていた……ずっと聞きたかったあの人の声。 思わず身体が緊張する。 私は硬くなった身体に必死に力を込めて振り向いた。 振り向いた先には彼が。 あの日、この向日葵畑で初めて出会った時の姿で。 いつもの笑顔で。 「よっ」 昨日別れたかのように、彼は片手を挙げてこっちに歩み寄って来る。 この男は……こっちがどれだけ恋焦がれながら待っていたかも知らないで。 「……早かったわね」 「まあな~。善行とやらを積んでたからじゃねぇか?」 あっけらかんと彼は言う。 変わらない彼に、嬉しくて泣きそうになった。 「ま、それはともかく」 彼はいつものように、私の頭に手を置く。 そして軽く叩くように撫でた。 ああ……会いたかった貴方だ。 掌から伝わる変わらない温もりに思わず涙が零れた。 「ただいま、幽香」 「おかえりなさい、○○」 彼の胸に飛び込む。 温もりを確かめるように。 彼の存在を確かめるように。 強く。 強く抱きしめる。 もう、絶対離さない。 おまけ ~転生が早かった理由~ 「ふぅ、今日の仕事はこれで終わりですね」 帽子を脱ぎ、軽く姿勢を崩して一息つく。 今日もお疲れ様でした。 「ちょ、ちょっと待てって! お前の番はまだ先だ!」 ん?何やら騒がしいですね。 たちの悪い魂でも居るのかしら? 「どうしたのです、こま……」 「よっ」 「あ、貴方は!」 突然の闖入者に私は驚いた。 「あ~すみません四季様、すぐに連れ戻しますんで」 頭を下げる小町。 しかし、今の私はそれどころではない。 「貴方、死んだのですか!?」 「おう」 「何故……」 「ま、寿命ってヤツだな」 「寿命……そうですね、貴方は人間ですものね」 そうだった。 彼は只の人間だったのだ。 寿命がくれば死ぬのは当然のことだ。 しかし…… 「四季様、この男をご存知で?」 小町が不思議そうに聞いてくる。 私より外に出ている貴女が、何故この男のことを知らないの…… 部下の無知っぷりに小一時間問いただしたい気持ちになるが、そこをぐっと我慢して質問に答えることにした。 「花の妖怪は知ってるわね?」 「はい。以前此処に来た、どえらい強い妖怪ですよね」 「彼はその妖怪の男です」 「ども」 「えーーーーーっ!?」 驚く小町。 それは驚くでしょうね。 私も初めて知った時は驚きましたから。 「冗談ですよね?」 「私が一度でも嘘をついたことがあったかしら?」 「……無いです」 「ならそういうことよ」 しかし納得が行かないのか、小町は疑わしそうに彼を見つめている。 こらこら、失礼でしょ。 「じゃ、いいか?」 一段落したのを待って、彼は話を切り出してきた。 「折り入って頼みがある」 「何でしょう?」 「出来るだけ早く転生したい」 「何故?」 「知ってるだろ?」 彼は愚問とばかりに笑う。 そりゃまあ知ってますけどね。 「……まあ、いいでしょう」 「サンキュー。で、どれくらいかかりそうだ?」 「そうですね……早くしても十年くらいでしょうか?」 「一年以内にしてくれ」 「無理です!」 無茶を言う。 順番無視プラス、十年転生でも破格のサービスだというのに…… いくら花の妖怪の男といえど、これ以上の特別扱いは出来ません。 「あ~あ、そんなこと言っていいのかなぁ?」 きっぱりと要望を拒否する私を見て、彼はにやりと笑う。 ……何か嫌な予感がします。 「何がですか?」 努めて冷静に返す。 しかし彼は不敵な笑みを崩さない。 「俺と絡むようになってから、幽香はあんまり暴れなくなった」 「それがどうかしましたか?」 その意味を分かっていながら聞き返す。 ええ、分かっています、分かっていますって。 「今、俺は幽香の傍に居ない」 「そうですね」 「つまり、幽香の傍には止めるヤツが居ないってことだ」 「それが何か?」 「手綱を持つ者の居ない暴れ馬はどうなると思う?」 質問を質問で返される。 それは…… 「危険度・極高、友好度・最悪の大妖怪が所構わず暴れ放題……」 代わりに小町が答える。 呟く小町の顔色は気のせいではなく青ざめていた。 「そういうこった」 彼は頷く。 まあ、そういうことになるでしょうね。 「そんな幽香は俺も見たくない。つーわけで、一年以内で」 「……むぅ」 確かにそんな事態は喜ばしくない。 しかし、一人の人間をこれ以上特別扱いする訳には…… 「小町、幽香が暴れ出したらお前も忙しくなるぞ? 良いのか?」 悩む私に焦れたのか、彼は矛先を小町へと向けた。 突然話を振られた小町は、意味が解っていないのか、彼の言葉を小声で反芻する。 そして意味を理解した次の瞬間…… 「四季様! 世の為人の為そして私の為! 彼を一年以内で転生させましょう!」 必死の形相で懇願してきた。 ……貴女、完璧に私情じゃない。 「な~良いだろ~?」 「四季様お願いします! 後生ですから!」 一人でも手強い敵が増援を呼んで更に手強くなりました。 二人は左右からぎゃーぎゃーと懇願、もとい攻撃してくる。 ステレオ効果でとても五月蝿い。 「ああ、もう! わかりました! 今回だけ特別に許可します!」 「よっしゃ!」 「やった~!」 許可の言葉に彼は小町とハイタッチする。 まったく、私も甘くなったものですね…… 「いや~助かったわ。サンキューな」 彼は感謝の言葉を言いながら、私の頭に手を置く。 「今回だけですからね? あと、頭に手を置かない」 「細かいこと気にすんなって」 注意を聞かずに、ぽんぽんと軽く叩くように頭を撫でられる。 ……むぅ。これは中々気持ち良いですね。 なんというか、温かくてホッとするというか。 …………彼女が落ちるのも仕方ない気がします。 「許可ついでに、転生時の年齢は十代後半で頼むわ」 「まだ要望があるんですか!?」 「まあまあ、ついでついで」 笑いながら頭を撫でてくる。 ……むぅ。 結局、彼からの要望は全て聞くことになってしまった。 四季映姫、生涯で一番の不覚だと思う。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 7スレ目997 幽香、このスレの残り…見渡す限りの向日葵と、俺たちの愛で埋めようぜ。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 8スレ目 318 幽香「あなたは私だけの花。私のために花を咲かして、私のために枯れるのよ」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 8スレ目 796 「幽香、俺とお前で、この幻想郷に『太陽の帝国』を築こう!」 と言って、黙々と向日葵の種を植えて生きたい・・・。 ─────────────────────────────────────────────────────────── 10スレ目 479 「○○、朝ごはんよ」 幽香は俺の耳元でそう呟くように言うと、花の蜜を口に含み、そして接吻をした。 幽香の口の中で、適度に薄められた蜜が、程よい甘さと暖かさを俺の口に伝えながら、喉へと流れてゆく。 蜜を飲み干すと、今度は幽香の口の中・・・と行きたかったが、あっという間に逃げられてしまった。 「ふふ・・・どうかしら?今まで育ててきた花に、逆に育てられるっていうのは」 幽香が意地悪な微笑みを浮かべながらそう言った。 「悪くないな・・・むしろ、もっとして欲しかった」 「そう言っていられるのも今の内よ」 今度は挑むような口調で幽香はそう言うと、ゆっくりと俺に近づいてくる。口の端から垂れた蜜がなんとも艶っぽい・・・。 俺が見とれている間に、目の前まで来た幽香はそっと俺の身体を抱きしめた。 心地よい感覚に包まれ、うっとりとしていた俺に幽香は一言 「何時まで耐えられるかしら?」 と言った。 意味を理解する前に、強力な力が俺を締め付ける。・・・息が出来ない! 「がっ・・・!」 どんどん力が強くなってゆく・・・もう、だめ・・だ・・・ 「貴方はもう私のもの・・・死ぬまで苛め抜いてあげるわ」 ─────────────────────────────────────────────────────────── 10スレ目 531 サァァァァ・・・ 蒼い空に日が登る。そして今日も花に水をやる。欠かせない日課だ。 一日水をやらないだけで、かなり弱ってしまう。花はとても弱いのだ。 「うふふ、こんにちは」 突然、後ろから羽交い絞めにされる。 「が、が、お、お、ば、え゙、ば・・・」 首を絞められているせいで声が上手く出せない。というか息が出来ない。 まずい、そろそろ意識が・・・ 「誰がおば、ですって~?」 無情にも腕の力が緩められる事などなく、更なる非情さを増して俺の首に襲い掛かる。 あ、だめだこりゃ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・・・・・・・・・・ 「だ、大丈夫?」 ん・・・この声は・・・ 「幽・・・香・・・?」 目を開けると、不安げな幽香の顔があった。 「あ、よかった。大丈夫?」 「う、まぁなんとかな」 どうやら気を失っていたようだ。・・・げ、まだ首を絞められている感じがする。 死ななかっただけ良かったと思わなくては。 「でも、あの程度で気絶するなんて・・・人間って弱いわね」 「何度目だと思ってるんだよ。そろそろ力加減を学んでk」 「あら、減らす口が叩ける程度には手加減したんだけどね、間違っていたかしら?」 今度は耳を引っ張られる。手加減は出来ているようで、耳が取れる程ではない。 だけど、すんごく痛い。 「あだだだだだだだだだだだ!い、痛い痛い!わかった、わかったから!」 「駄目よ。たっっぷり苛めてあげるから覚悟しなさい」 「ひぃ・・・酷い目に遭った」 耳がやけに温かく、ヒリヒリする。見えないが、きっと真っ赤に腫れあがっていることだろう。 「自業自得よ」 「それはあんまりだ」 そう答えると大袈裟に嘆息した後、幽香は呆れたような顔を向けてきた。 「人間って本当に馬鹿ね」 「な、なんだよ・・・」 幽香のこの顔が苦手だ。まるで自分の立っている場所が今にも崩れ落ちそうな感覚に襲われる。 俺の言葉は質問と言うよりもその顔で見つめ続けられる事に耐えられなかったからだ。 だがそんな俺に対し、幽香はこう呟いた。 「花は、本当はとても強いのよ」 「ただ、それに気付かない者が多いの」 そう語る幽香の顔は、少し寂しそうで・・・ 俺は無意識に、抱きしめていた はずだったのだが。 「甘いわね」 「くそぅ」 幽香がうまく身を引いたため、俺が抱きつく形になってしまった。 「ふふ、あなたは虫ね。甘い匂いに惹かれてきた哀れな虫」 そっと、幽香の手が俺の上に乗る。 「それじゃ、蜜を沢山貰ってくぜ」 「ふふ、本当に人間って馬鹿ね」 先ほどとは違い、今度はからかう様に優しく笑った。 「私はウツボカズラ。貴方を閉じ込めて、じわじわと溶かしてゆく」 「それじゃ、ちゃんと溶けきるまで面倒見てくれ」 「・・・ばか」 拗ねたように顔を背ける幽香が、とても可愛らしかった ───────────────────────────────────────────────────────────
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幽香口上 作成状況:実装済み(1種) ファイルは口上関係まとめ内の口上まとめの中に含まれています 幽香口上口上内容調教開始・終了時 コマンド実行時テンプレ - 共通 テンプレ - 追加 テンプレ - 追加(アナル関連) 追加 ステータス変動時 調教終了後等のイベント時 エンディング 発生するエラーと対処法 その他 感想・エラー報告など 口上内容 サイズ: 専用CSV導入: エキストラ構文: 口上内での素質・能力変化: 調教開始・終了時 状況 実装 備考 調教開始時 (@EVENTTRAIN) ○ 調教終了時 (@EVENTEND) ○ コマンド実行時 テンプレ - 共通 COM コマンド名 実装 備考 0 愛撫 ○ 1 クンニ ○ (1) 岩清水 2 アナル愛撫 ○ 3 自慰 ○ (3) シャワーオナニー ○ 4 フェラする 5 胸愛撫 ○ 6 キスする ○ 7 何もしない ○ 10 ローター ○ 11 バイブ ○ 12 Eマッサージャ ○ 13 アナルバイブ ○ 14 クリキャップ ○ 15 二プルキャップ ○ 16 搾乳機 ○ 17 オナホール 20 正常位 ○ 21 後背位 ○ 22 アナルセックス ○ 23 逆レイプ 30 手淫 ○ 31 フェラチオ ○ 32 パイズリ ○ 33 素股 ○ 34 騎乗位 ○ 40 スパンキング ○ 41 鞭 ○ 42 針 ○ 43 アイマスク ○ 44 縄 ○ 45 ボールギャグ ○ 46 排泄 ○ 49 浣腸 ○ 50 ローション ○ 51 媚薬 ○ 53 ビデオカメラ ○ 54 野外プレイ ○ 56 助手を犯す 64 3P 69 シックスナイン ○ 80 イラマチオ ○ 81・82・83 フィスト系コマンド 100 触手召喚 ○ テンプレ - 追加 COM コマンド名 実装 備考 8 指挿入れ (8) Gスポット刺激 ○ 18 シャワー 24 対面座位 ○ 25 背面座位 ○ (25) 乱れ牡丹 35 泡踊り ○ 52 利尿剤 ○ 57 羞恥プレイ ○ 58 お風呂場プレイ ○ 59 新妻プレイ ○ 85 放尿 ○ テンプレ - 追加(アナル関連) COM コマンド名 実装 備考 9 アナル舐め ○ 19 アナルビーズ ○ 26 正常位アナル 27 後背位アナル 28 対面座位アナル 29 背面座位アナル 36 騎乗位アナル 47 空気浣腸 48 拡張バルーン 49 アナル電極 93 アナル奉仕強制 追加 COM コマンド名 実装 備考 ステータス変動時 状況 実装 備考 パラメータ変動 (@KOJO_MESSAGE_PALAMCNG_X1) ○ 刻印変動 (@KOJO_MESSAGE_MARKCNG_X1) ○ 調教終了後等のイベント時 状況 実装 備考 調教後自慰 ○ レズプレイ 朝フェラ ○ 調教後セックス ○ 調教後夜這い ○ 売却 ○ エンゲージリング使用 エンディング 状況 実装 備考 単体エンディング (@SINGLE_ENDING_KX1) ○ 発生するエラーと対処法 Q. A. その他 感想・エラー報告など 名前 コメント すべてのコメントを見る バージョンは幽香別人加筆口上ver1.50(YM用同梱) (09/05/24更新) です。eratohoTLでバグが発生したので報告しました。 -- (エラー報告【追記】) 2009-12-16 04 17 22 警告Lv2 EVENT_K34.ERB 3090行目 式が異常です ELSEIF TALENT TARGET 85 == 1 ABL 8 = 3 (CFLAG 252 = 4 || FLAG 7 == 2) 警告Lv2 EVENT_K34.ERB 6885行目 "Y1"は解釈できない識別子です IF NO PLAYER == Y1 || NO PLAYER == Y2 -- (エラー報告) 2009-12-16 04 15 48 ちょっちリアルが忙しくて返事できず申し訳ありません 幽香別人加筆口上ver1.50のYM版3093行目の条件式は「ELSEIF TALENT 恋慕 == 1 ABL マゾっ気 = 3 (CFLAG 5252 = 4 || FLAG 11 == 2)」でしたね。 報告ありがとうございます -- (霧村) 2009-09-14 02 57 09 幽香別人加筆口上ver1.50のYM版についてですが、3093行目の条件式が正常ではありません -- (名無しさん) 2009-08-07 04 42 10 風見幽香口上別人加筆ver1.03 がDLできないのですけれど… 再UPとかないですかね? -- (名無しさん) 2009-03-26 01 38 36
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風見 幽香(使用者) 花を操る程度の能力を持つ花映塚、旧作から出演している数少ないキャラクター。ゆうかりん。お花が大好き幽香ちゃん。 基本的な性能としてはフィニッシャーが設計のデザインになっているようだ。特徴としては魔力を使用した能力が多いことか。 花符「幻想郷の開花」 緑 緑魔霊玉 (7) スペルカード:風見 幽香 妖怪 5000 ■W・ブレイカー ■このスペルカードがバトルゾーンに出たとき、バトルゾーンにあるスペルカードを1枚選び、持ち主の霊玉ゾーンに置く。 ■自分と相手の霊玉ゾーンにある緑魔霊玉の数1つにつき、このスペルカードのパワーを+1000する。 ■魔力を2支払ってもよい。そうした場合このスペルカードのパワーは+1000される。 基本的なカードパワーが高く、自身のパワーを上昇させる効果をも内臓していることが多いので、デッキの主軸にすえて構築するのも面白いだろう。 また、緑も噛みつつ魔力を使用したデッキにパワー不足を感じたならばゆうかりんにお願いするのもいいかもしれない。 フィニッシャーとしてたるスペックだが、どちらかと言うと足の遅い、重いカードが多い。しかし自身のパーソナルカラーが緑かつ自身で霊玉ブーストが可能なカードも多いため出すために苦労はしないだろう。 種族としては妖怪だが、どちらかというと魔法使いに似たデザインになっている。 ちなみに現状リグル・ナイトバグとの直接的な絡みは無い。残念。 デッキ構築の際は完全に主軸として据えるにはまだ枚数が少ないが、 現状でも花撃「フラワーショット」を育てるステロイドタイプのデッキを構築するといいだろう。 妖力を絡めて構築するならば以外にも橙など赤のスピードアタッカー、神速、伊吹 萃香など軽めで貫通力のあるスペルカードと組み合わせ構築することで序盤の立ち上がりの遅さを看破できるだろう。 風見幽香は緑魔力を持つ貴重なスペルカードでもあるのでパチュリー・ノーレッジとも相性が良い。 魔妖混合デッキも可能なため、キャラクターデッキを構築する場合はデッキビルダーの手腕が特に問われるキャラクターでもある。 関連カード 使用者が風見 幽香のカード 花符「幻想郷の開花」 花撃「フラワーショット」 春風「萌風」 風見 幽香のスペル・ドライブ 風見 幽香に関連する効果を持つカード 「冬幻の花」 イラストのテーマが風見 幽香のイベントエフェクト 「森羅万象の罠」 「冬幻の花」 参考 妖怪
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A幽香 タイプ:樹/炎 1.花を操る程度の能力(Lv25習得) HPが1/4以下になると、樹属性のスペルの威力が1.2倍になります。 2.四季のフラワーマスター(Lv50習得) 天候によりダメージ、状態異常、能力減少を受けません。 重複弱点(3倍): 弱点(2倍):毒風岩 抵抗(1/2倍):鋼雷 重複抵抗(1/3倍):樹 無効: 種族値・同タイプ比較 炎/樹 HP 攻撃 防御 特攻 特防 速度 合計 A幽香 110 50 90 160 80 70 560 Nサニー 125 20 80 110 80 85 500 SリリーW 105 100 80 30 75 110 500 S輝夜 115 40 90 110 105 100 560 スペル スペル名 属性 分類 威力 命中 消費 詳細 幻想春花 樹 特殊 60 100 0 30%の確率で、自分の回避が1段階上がります。 月に叢雲花に風 風 特殊 70 100 5 30%の確率で、相手の命中を1段階下げます。 幻想郷の開花 樹 特殊 100 100 25 10%の確率で、相手を眠らせます。 花鳥風月、嘯風弄月 風 特殊 100 100 30 20%の確率で、相手を混乱させます。 元祖マスタースパーク 雷 特殊 100 100 30 20%の確率で、相手を麻痺させます。 シルク・ドゥ・ソレイユ 炎 特殊 100 100 30 20%の確率で、相手を火傷させます。 今昔幻想郷 地 特殊 90 100 25 30%の確率で、相手の特防を1段階下げます。 宵闇小町 闇 特殊 90 100 20 20%の確率で、相手を混乱させます。 考察 基本評価 全コダマ中1位タイの高さを誇る圧倒的特攻。 その特攻の高さは幽香c持ち幻想郷の開花でH64振りDパチュリーを確定一発で粉砕する。 並耐久相手に一致で弱点を突けばぬえゾウすら貫通することも。 技の面でも小細工など一切なしのフルアタ。N幽香と異なり先制技すらない。 一致技の攻撃範囲は狭いものの豊富なサブがあり、止まる相手はあんまりない。 ただし、神属性には一部止まる相手がいるので注意。 もっとも、半端な耐久であれば半減であってもごっそり削る火力はある。 弱点の多い樹属性を持つが、炎属性とうまく弱点を打消し合っているため弱点は3つしかない。 中でも毒と岩に関しては所持率は比較的低め。 と同時に半減も少ない。後出しがしづらく、耐久、速度ともにさほど高くないため、運用を誤ると何もできずに沈んでしまう。 少ない攻撃の機会で最大限のリターンを得ることが基本となり、癖の強いコダマと言えるだろう。 なお、スキルにより天候の影響を受けない。特にDチルノやふりーざーなどのダイヤモンドダスト組には総じて有利。 BP振り これによって運用方法が大きく変わってくる。 HC64 耐久にBPを注ぐことにより行動の機会を得る。とはいえ等倍一致技は2発耐えないことがほとんど。 そのため、先手を取れない相手に対して後出しするのは半減読みでない限り危険。 鈍足コダマに対しては強く、後出しもある程度は可能。 先発にも比較的起用しやすい。相手の先発を突破して11交換に持っていきやすい。 この場合、一致で弱点を突かれ、不一致でしか弱点が付けない風属性に注意が必要。 CS64 速度が229となり、S100の無振りを上回るようになる。中速付近のコダマを狙い打ちにする振り方。 耐久数値は高くはないが、低くもないため一度くらいは一致等倍技に後出しが可能。 スキル1とも相性がよく、HP次第で樹技の火力が更に上がる。 ただし先制技、特に風先制に注意。速度は必要に応じて調整し、耐久に回しても良い。 HS64 火力を素の高さに任せ、耐久と速度を強化。火力は素で345あり、同属性のC64振りNサニーよりも断然高い。 HC振りとCS振りの両方の利点を持ち、全体的に丸い性能となっている。 ただし、A幽香の強みである受けづらさを犠牲にするため、交換読みの重要性がさらに増す。 装備候補 火力上昇:更なる火力向上。 ぬえゾウc:これの有無で相手できる範囲がかなり変わる。耐久に振らない場合貫通することも。 神子c:耐久に振らないならこちらも有力候補。スキル1との相性が良い。 速度上昇:S振りなら選択肢に入る。最速+時渡りでS64振り90族を上回る。 てゐ華扇c:Sに振らないなら。安定はしないが行動機会を増やせる。 被ダメ16%減少:確定数が変わることは少ないが、相手したいコダマがいるならそれに合わせて。 コメント欄 名前
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,ィ . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . . `ヽ、 /. . . . . . . . . ., . . . .λ . . . . . . . . . . . . ハ/^ゞ '~ / . . . . { . .゙、 . . . . . . . . . `、. . . . ゙; . . . . . . .} -='/ . . . . .λ . . \ .`ヽ . . .ヽ.` . . . } . . . . .ト ゝ、_, Name... 風見幽香 (as 本多忠勝) ヤ . . .i. . . . .`、,斗‐ゞミハ . . . } . . . .j!. . . /. . { ̄ Job....... 武士Lv15、剣豪Lv6 忍者Lv1 }//{ { . . .\ゞ トトミ. . .}ハ j!ハ . . . .{ ..{ . }. .ヽ^し' -=彡、 .l∧ . . .{ `シ气斥lソノ} . .} . . }弋. .ノ . ノ 能力 〆 . .`トゝ `"´ ノ ノノ . jノ . 人(廴 ~ { 政治 60 良 (〈(、 . ( . . ト、 <ノ /{ト、}ノイ`(ー、  ̄`'' ノ 外交 71 普 )ノ`)リj >ーイ/ 〃⌒ヽ、_....-‐ '''"""~`トヾ、 、 統率 101(94) 神(+7!) 〈 /∠...、/-‐、 .i! / \ `、 `ヾ、 武勇 108(98) 神 ''~´/,.斗-斥-イ##`{ ./ \ ゙、 `ト、 兵科適正 侍・足軽・鉄砲 _.{// / l # # # # / \ ゙、 l ゙、 fヾ 〈-、 ! l# # # f´‐-...、 ヽ ゙; !.∧ スキル ゙''´、トj;斗 # # j! `丶、 ヽ l j! ハ 【生涯無傷】 すべての攻撃を回避する , 弋-‐―-ミ# # # #j! `丶.、 `、 ! j! .ノl ただし、一つでも傷を負ったら死亡する。 _ _,,ノ...-‐‐彡# #ァ# #`ミ、# j! `丶、 `、 l / / l 【天下無双】 個人で武勇値までの敵を撃破する。(1季/1回) {ヾ~ヽ幵 # # # # # # #㌢# # # l# # j! `ヽ、ト、ノノ ,l 【軍学Lv2】 計略を自動発動. 弋トハ∧# # # # # # #ア # # # # # # j! _..... --― ニ0 -‐ '''" ! 【強攻】 攻撃力こそパワー 弋(、ヤ# # # # #㌢ # # # # # # .〈----―― ''' " ~ /}l 丶`ヽ } 【攻城】 城に篭ってる敵を踏みにじりたい マ/ マ# # # ㌢# # # # # # # #∧ / i!l `、 `、 i! 【激励】 幽香様に罵倒されると奮い立つ 寸 こ# 寸二ト、# # # # # # ∧ / j! l ゙、 V *封印*【マスタースパーク】 半径500mの敵を焼き払う。 `^廴r、}r、Ⅵ゙ーミト、# # >=ミ ∧ / j! ! ゙, j! 【対多数】 剣:多数の敵と戦える `~Vミ圭トr=辷彡マ^''∧ >´ / | ∨ 【園芸】 食用以外の植物の栽培にボーナス _}圭ミ| マ; ; ∧ ,..>'" / j! ./ 【夜間戦闘】 忍:夜間の戦闘にボーナス ,ィ劣圭圭ミト.、 ヤ ; ; ;`≪ / j / 【リグルバリア】 一度だけダメージをリグルが食らう。(発動するとスキル消滅) 弋圭圭圭圭圭ミ≧=--l; ; ; ; ; ;!__`''< / _,,.斗´ `"''ミ圭圭圭圭圭圭}-‐-、}圭圭≧x、‐-≠‐'''" アイテム `寸ミ圭圭圭圭代;フノ圭圭圭ミ心 【日傘・蜻蛉切り】 武勇+10 Ⅵ圭圭圭圭ミー彡圭圭圭圭ア 【呉起兵法】 統率+7 `寸圭圭圭圭圭圭圭圭㌢
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概要 無双奥義 無双秘奥義 無双最終奥義 無双奥義・皆伝 皆伝〆技一覧表情報交換掲示板 概要 無双ゲージを消費して行う、強力な攻撃。 発動中は無敵&コンボ継続&雑魚スローモーションの効果があり、敵集団の一掃や、敵武将への止め、ひいては緊急避難としても使える。 無双中は通常攻撃やチャージ攻撃等の攻撃範囲が通常時より広くなっている。 オリコンも含め攻撃速度は武器タイプ(重さ)に影響を受ける。 原則として飛び道具や衝撃波系の奥義には属性が乗らない。 無双使用中は馬の体当たりにも属性が付与される。 奥義発動時に気絶効果の衝撃波、終了時(皆伝・秘奥義の場合は〆に入る前)にダウン効果の衝撃波が自分の周囲に放たれる。また、この衝撃波には属性が乗る。発動時の衝撃波がヒットすると、必然的にその後の攻撃は空中判定になる。 奥義強化技能が武器依存のため前作と比べて弱くなったように見えるが、技能「神撃」「神流」があるとやはり強い。ただし神○系が影響するのは★a(GCコンはX)(◎Zは○)ボタン押しっぱなしの無双奥義だけ。無双中でもオリコン通常攻撃は地○系、チャージ攻撃は天○系の技能の影響を受ける。 ゲージは前作と同じく3本まで増えるが、今回は一本ずつ消費していくシステムになった。今回は技能「怒髪」が武器につくため、これが無いとその分ゲージが溜まりにくい。 無双奥義のおおよその効果時間 ゲージ減少中のみの秒数で、発動前後の見得切りや、秘奥義の追加攻撃分は含まず。 通常 高揚Lv.3 無双奥義 約3秒 約4秒 無双秘奥義 約3.5秒 約5秒 無双奥義 ★aボタン(GCコンはX)(◎Zは○)ボタンで発動し、押しっぱなしで攻撃し続ける普通の無双奥義。 ★aボタン(GCコンはX)(◎Zは○)ボタンを離し、通常の連続攻撃やチャージ攻撃を行うこともできる(所謂オリコン)。 キャラ毎に性能差があるので、どちらの方がいいかを見極めよう。 無双秘奥義 特殊な状態で発動する無双奥義。〆に追加攻撃を行う。 無双ゲージの消費が遅くなり通常の無双奥義より長く攻撃できる(時間にして2割増程度)。 体力ゲージが赤い時に発動するものと、技能の虎乱によるものとがある。 前者は紅蓮属性固定。 奥義中の属性発動率が100%となり、オリコンを含め属性が発動する可能性のある攻撃すべてに紅蓮属性が付く。 (銃撃や衝撃波など、元から発動の可能性のない攻撃には属性は付かない) 後者は武器の属性が乗る。ただし発動時と終了時の衝撃波は紅蓮属性で固定。 通常の秘奥義と異なり属性発動率は100%にはならない。 虎乱による無双秘奥義は体力ゲージが赤い時には発動しない(紅蓮属性の秘奥義が優先発動)。 無双最終奥義 無双武将か、2プレイヤーの近くにいると発動できる無双奥義。発動できる時は手が雷で結ばれる。 発動時と終了時の衝撃波が閃光属性に固定される。 奥義中の属性には影響なし。 また、体力吸収の効果の夜叉属性も付加され、奥義終了時に体力が回復する。 〆技の有無はキャラの状態による。 皆伝の条件を満たしていれば皆伝の〆が発生し、秘奥義の条件を満たしていれば秘奥義の〆が発生する。 無双奥義・皆伝 練技ゲージが最大の時に使える無双奥義。〆に武将ごとに超強力な攻撃を行う。 無双奥義・皆伝発動時は〆の前の攻撃に以下のような効果が加わる。 敵の無双奥義とぶつかっても鍔迫り合いにならず一方的に潰すことができる。 一部武将では特殊な効果が付加される。(忍者系武将の分身追加、など) 〆の攻撃はガード不能でいずれも凄まじい攻撃力と攻撃範囲を誇り、ダウン中の敵にもヒットする。 ただし、〆が発動した時にダウン状態から起き上がりかけている敵と無双発動中の敵は外してしまうので注意。 攻撃範囲には大きくわけて周囲発生型と前方発生型があり、それぞれ近距離、中距離、長距離型がある。 さらに前方発生型には直線的に発生するものと円状に発生するものがある。 中には攻撃範囲的に当て難い皆伝もあり、特に無双奥義が移動型の武将などは皆伝を空振りしやすい。 無双をオリコンにするなどして対応する必要がある。 前方直線型の皆伝は、前振りの無双奥義の段階でで左キーをニュートラル(指を外しておく)にしておくと自動追尾で当てやすくなる。 騎乗中に無双奥義を使用しても皆伝は発生せず、無双奥義・皆伝中は騎乗できない。 無双秘奥義の発動条件(体力ゲージ、虎乱)を満たしていても無双奥義・皆伝が優先して発動される。 ただし、体力ゲージが赤の状態で無双奥義・皆伝を発動すると特殊な効果が働き、 ★a(◎Zは○)ボタン押し、オリコン、〆攻撃の全てで属性発動率が100%となる。 (元から属性が発動しない攻撃では発動しない) 無双奥義・皆伝を使用すると練技ゲージが空になってしまうが、 無双(〆技含む)で多段ヒットを狙えるキャラの場合、 皆伝後コンボを切らさないように続けて無双奥義を放つことで練技ゲージを一気に溜めることも可能。 また、皆伝中は影技を使用して練技ゲージが減少しても皆伝状態は維持されるため、皆伝をぶっ放しで発動させた後、 影技でガード割→奥義を叩きこむ→皆伝で止めという鬼連携も出来る。 ▲ページトップへ 皆伝〆技一覧表 ☆は猛将伝・Zのみ使用可能な武将★はZでは使用不可能な武将 武将名 効果 HIT数 備考 真田幸村 周囲近距離に巨大火柱 7HIT 前田慶次 周囲中距離に闘気放出 9HIT 織田信長 周囲中距離に妖気衝撃波 8HIT 〆技前に特殊技1-2の効果が付加 明智光秀 前方中距離に一閃 1HIT 上杉謙信 前方長距離に巨大鉈落とし 1HIT 〆技前に特殊技の効果が付加。直線的な攻撃 お市 周囲中距離に複数の光柱回転攻撃 8HIT 攻撃判定が移動するため実際に当たるのは5~7HIT 阿国 周囲中距離に竜巻桜吹雪 8HIT くのいち 周囲中距離にクナイ乱射 n×7HIT 地上判定。〆技前まで3人に分身。攻撃判定が移動するため実際に当たるのは×4~5HIT 雑賀孫市 周囲中距離に銃乱射 4HIT 地上判定 武田信玄 周囲中距離に白色竜巻 11HIT 伊達政宗 前方中距離に飛び上がって銃撃 5HIT 地上判定。全段属性が乗らない 濃姫 前方近距離に蝶を飛ばして爆発 5HIT 服部半蔵 周囲近距離を滅多切り 1HIT 〆技前まで3人に分身 森蘭丸 前方中距離に地を這う衝撃波 3HIT 地上判定。直線的な攻撃 豊臣秀吉 前方中距離に飛び上がって竜巻噴射 9HIT 今川義元 前方中距離に爆発蹴鞠 1HIT 本多忠勝 周囲中範囲に巨大間欠泉 7HIT 稲姫 周囲中距離に矢の雨 7HIT 地上判定。特殊技2-2の効果が付加 徳川家康 前方近距離に大発破 1HIT 直線的な攻撃 石田三成 周囲に爆弾を設置し爆発 4HIT 浅井長政 前方長距離に直線状衝撃波 1HIT 直線的な攻撃 島左近 前方中距離にX字斬り 5HIT 特殊技2-2の効果が付加。直線的な攻撃 島津義弘 前方近距離に大噴火 10HIT 立花誾千代 周囲中距離に落雷 9HIT 地上判定 直江兼続 周辺中距離に光刃下降 6HIT 地上判定 ねね 周囲中距離に緑色竜巻 10HIT 〆技前まで3人に分身 風魔小太郎 周囲近距離に腕回転攻撃 12HIT 〆技前まで3人に分身 前田利家 前方近距離に乱れ斬り 12HIT 長宗我部元親 前方近距離に噴水 11HIT ☆ガラシャ 前方近距離に巨大光球 6HIT 柴田勝家 前方長距離に二本火柱 9HIT 地上判定 加藤清正 前方中距離に地を這う円形衝撃波 10HIT 黒田官兵衛 前方近距離に鬼の手落下 10HIT 地上判定。特殊技1-2の効果が付加 立花宗茂 前方中距離に十字光 1HIT 甲斐姫 周囲近距離に水柱大噴出 7HIT 北条氏康 前方近距離に爆弾投げ 1HIT 竹中半兵衛 周囲中範囲に武器ぶん回し 4HIT 毛利元就 前方中距離に矢の雨 8HIT 地上判定 ☆綾御前 周囲中距離に光柱 5HIT ☆福島正則 前方近距離に火柱 7HIT ★鷹丸 前方近距離に炎の刀気 1HIT 新武将(刀) 前方近距離に真空刃 1HIT 新武将(槍) 前方中距離に渾身の突き 1HIT 直線的な攻撃 新武将(薙刀) 周囲中範囲に大竜巻 13HIT HIT数が全キャラ中トップ 情報交換掲示板 無双奥義は移動時、コンボを切らさないためにも使えるよ。 -- (名無しさん) 2011-04-02 22 00 09 騎乗無双の属性付加率の条件は神流でOK? 騎流も影響あるのかな。 -- (名無しさん) 2011-04-03 22 05 27 ↑神流はあるけど騎流はわからん。でも、騎流はあったとしても影響すくないよ -- (名無しさん) 2011-04-04 14 39 22 三成で無属性武器、体力赤の状態で皆伝打ったら氷牙が乗ったんだけど・・・無属性武器での赤皆伝は自分の属性が乗るのかな?これって常識だった? -- (名無しさん) 2011-04-08 12 06 25 知りませんでした。無属性武器なんてほとんど使わなかったので・・・だとしたら武器の属性は乗りませんね。 -- (名無しさん) 2011-04-08 22 06 23 ↑の表のHIT数はどういう意味ですか? -- (饅頭) 2011-07-26 20 17 51 あと、くのいちのところにかるnとはどういう意味ですか? -- (饅頭) 2011-07-26 20 20 22 敵数だろ。 -- (名無しさん) 2011-08-07 23 47 27 皆伝に入る前に敵が起き上がろうとしていたら当たらないのがちょっともったいない。特に武将。 -- (小鳥遊ひな) 2011-09-11 11 30 48 コンボを続けるには、何秒以内に攻撃しないといけないんでしょうか? -- (一撃死武将) 2012-10-07 11 21 20 修羅が一番良いよな‼ -- (真田) 2014-01-14 18 56 51 コンボは3秒程度有効かな? -- (名無しさん) 2014-01-14 18 58 40 騎乗奥義の突進が強過ぎるから、どのキャラも騎乗奥義やってれば何とかなるよな。 練技ゲージも消費しないから『覚醒』付けて適当に雑魚を蹴散らすだけで簡単に無双ゲージも溜められるし。 -- (名無しさん) 2014-05-18 05 58 37 騎乗奥義の突進がヒット数、範囲、威力共に異常な破壊力を誇るので、地上奥義(オリコン含む)が低性能なキャラは無双ゲージを騎乗奥義に費やすべきだと思う。 だから騎撃・パワー武器 -- (名無しさん) 2014-06-01 18 33 04 はもっと評価されてもいいはず。 -- (名無しさん) 2014-06-01 18 36 18 名前 コメント すべてのコメントを見る
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幽香15